【奥之院参道】日蓮宗総本山の身延山久遠寺を歩く【東コース】

2024/11/10

山梨 登山

身延山久遠寺の三門

身延山 久遠寺

身延山 久遠寺
山梨県南巨摩郡身延町身延3567
0556-62-1011
報恩閣受付 5:00~16:55

身延山久遠寺の桃

三門では久遠寺の看板犬の桃が出迎えてくれる。大人しくて可愛い。ここにはいなかったが、茶柴の福と黒柴の蓮の兄弟もいるそうだ。

久遠寺の菩提梯

三門を過ぎると菩提梯というかなり急な長い階段がある。287段あり、「南無妙法蓮華経」の7字になぞられ区画が7つに分かれている。階段が苦手な方は男坂と女坂を利用して本堂に向かおう。

さらに本堂横には斜行エレベーターもあるので、歩くのがそもそも嫌ならそっちを利用してね。

久遠寺の本堂と五重塔

日蓮宗の総本山だけあり、建物も歴史を感じる豪華な造りで格調が備わっている。1274年に日蓮上人が、法華経で人々を救おうと入山し身延山を開創した。

奥之院参道 東コース

奥之院参道 東コース 2時間
ロープウェイ分岐(0:25)⇒丈六堂(0:25)⇒大光坊(0:50)⇒法明坊(0:20)⇒奥之院

久遠寺本堂の裏に回ると、奥之院へ続くロープウェイ乗り場があるが、徒歩で行ける登山道もあるので歩いて行ってみる。ただアスファルトの登りなので、なんとなく疲れるな。

奥之院参道の東コースを歩く女

丈六堂

八幡神社本殿や鬼子母神堂を通過し、丈六堂に到着。丈六堂には鍵がかかっているので、受付に声をかけ鍵を借りて丈六堂へ向かう。

丈六堂の外観

入口の鍵を開け堂内に入ると、1丈6尺(約4m80cm)の金色の釈迦如来立像が安置されている。如来像は中正院日護上人の作で、如来様の4隅には四天王立像が守りを固めている。

大光坊

大光坊の雰囲気

大光坊は、日蓮上人が造った大黒尊天があるお寺で、拝観は予約制。なので拝観は次回だな。

雨もパラついてきたので、大光坊で折り返し戻ろうかと考えたが、休憩で体力と気力が回復したので続行。

大光坊に安置されている釈迦如来坐像

休憩所でカップ麺を食べている時には気づかなかったが、合掌した釈迦如来坐像がすぐ隣に!

法明坊

法明坊の雰囲気

法明坊には日朗上人井戸という水汲み場がある。日蓮上人のために弟子の日朗が身延山頂からここまで下り水を汲んでいたという。

奥之院思親閣

奥之院の開基堂

奥之院思親閣に到着。展望台からの眺めも本堂や三門が見えていい感じだ。

参道の展望台からの眺め

開基堂前の休憩場は広く、ストーブもあり暖かく参拝者に優しい。トイレにもストーブがあり心が安らぐ。

思親閣祖師道

階段を上り仁王門をくぐると、親を思うお堂という意味の思親閣祖師道が正面に見える。お堂左側には釈迦像が安置されている。

身延山ロープウェイ

身延山のテラス

奥之院参拝を終え、身延山ロープウェイ駅に向かう。身延山山頂の標識があるテラスからの眺めはガスで真っ白。
 
山頂駅の団子屋

山頂売店「身延屋」で販売されていたゆば団子が美味しかったな。1本450円で、甘じょっぱい味噌を付けた団子はモチモチ感が強く、登山後に最高のおやつとなった。

帰りは片道960円でロープウェイを使用。本堂から菩提梯の下りは、雨で濡れていたので男坂を下ることにした。

富士川を横断する雄鹿

富士川を横断する雄鹿を見て、海外のような光景にテンションが上がる。帰りに「みのぶまんじゅう」の直売所で饅頭を初体験。甘さ控えめで美味しかった。

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