【湖東の寺社仏閣】石馬寺・瓦屋禅寺・太郎坊宮【滋賀】

2024/11/23

滋賀

太郎坊天狗の飛び出し小僧

石馬寺

石馬寺
滋賀県東近江市五個荘石馬寺町823
0748-48-4823
拝観時間 9:00~16:00(月曜休)
拝観料 500円
駐車場 あり(無料)

石馬寺の駐車場の脇には、寺名の由来となっている「石馬の池」がある。聖徳太子が石馬寺を訪れ、松の木に馬をつなぎとめ、繖山(きぬがさやま)という山を登り下山すると、なぜか馬が石になっていたと言うミステリーだ。

石馬寺の石段

駐車場から石馬寺境内へのアプローチは、石段の雰囲気が非常に良く、滋賀でもトップレベルの風情。石馬寺は、紅葉も有名で、11月中旬から下旬が見頃。

石馬寺の宝物殿

重要文化財の仏像が豊富で、入り口手前右の大威徳明王と手前左の役行者にまずやられる。さらに丈六阿弥陀如来坐像や十一面観音立像など、近くを通ったら立ち寄りたい寺だ。

石馬のお不動さん

石馬のお不動さんという愛嬌のある大きい昔物の後ろで、新しいオブジェを創っている芸術家の方がいた。完成したらぜひ伺いたい。

瓦屋禅寺

瓦屋禅寺
滋賀県東近江市建部瓦屋寺町436
0748-22-1065
拝観時間 8:00~16:00
拝観料 500円
駐車場 あり(無料)

瓦屋禅寺(かわらやじ)は臨済宗妙心派の禅寺。聖徳太子が四天王寺建立の際に使用する瓦を作製するのに、この山中の土を渡来人の力を借りて瓦を10万枚以上作らせたという。


本堂正面の厨子に安置される十一面千手千眼観世音菩薩(秘仏)は、聖徳太子が斧で一刀され彫られたと伝わっている。実際に1000本の手がある仏像で、そのひとつひとつの掌には墨書にて眼が描かれている。 別名「疱瘡観音」(芋観音)とも呼ばれている。次の御開帳は2056年に予定。

瓦屋禅寺の地蔵堂

地蔵堂に安置されている子安地蔵坐像は聖徳太子作と伝わる仏像で、顔の部分に無数の縦線が入ってる姿。お産の苦しみを代わりに受けてくれている表情なのだろうか。インパクトのあるビジュアルの地蔵様だ。

瓦屋禅寺のガチャガチャ

瓦屋禅寺には塗香のガチャガチャがあり、1回500円。塗香とは別名「清め香」と呼ばれ、寺院参拝前に心身を清めるために使用するお香。手に少量取って清めよう。

太郎坊宮(阿賀神社)

太郎坊宮(阿賀神社)
滋賀県東近江市小脇町2247
0748-23-1341
拝観時間 24時間
拝観料 無料
駐車場 あり(無料)

太郎坊宮の全景

太郎坊宮(阿賀神社)は「勝利と幸福を授ける神様」として信仰され、その歴史は約1400年前に遡り、聖徳太子が神祀りをされたことに端を発する。

太郎坊宮は正式名称を阿賀神社(あがじんじゃ)といい、「太郎坊」は阿賀神社を守護する天狗の名前であると伝わっている。田京大師が社殿を立てる際に、天狗が手助けしたことから「太郎坊天狗が守る神社」との伝説が定着していった。

太郎坊宮の登山口

太郎坊宮は中腹に駐車場はあるが、下の登山口から歩いた場合、本殿まで約740段の階段を登っていくことになる。毎日下から上がって参拝すれば、足腰はかなり強くなるだろう。

太郎坊宮の夫婦岩

境内には「夫婦岩」という20メートルに迫る大岩があり、幅80センチの幅で道が通っている。「善良な人が通れば願いが叶い、悪心ある人が通れば挟まれる」との言い伝えも残っている。

太郎坊宮の本殿

太郎坊宮の本殿に祀られているのは「勝運の神」で、天照大御神の長男。本殿の展望台からは、八日市の眺めが楽しめ気持ちいい。

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