【絶景】蓑山で秩父を体感する日帰り登山【美の山】

蓑山(美の山)　標高581m　日帰り2時間55分
道の駅みなの(1:00)⇒みはらし園地(0:25)⇒蓑山(0:20)⇒みはらし園地(1:10)⇒道の駅みなの

蓑山は別称「美の山」として知られているが、地元の人にとってはただの裏山に過ぎず、生活の場の一部になっている。薪炭用のクヌギやコナラが育ち、そこにクロモジ・ヤマツツジ・ムラサキシキブなどが咲くそうだ。

1月はカンアオイ、2月は秩父といえばのフクジュソウ、3月はフキ、4月はソメイヨシノ、5月にヤマザクラ、6月はリョウブ、7月にはヤマユリ、8月はタマアジサイと、まさに花の山。さらに9月はススキ、10月がリンドウ、11月はヤツデ、そして12月にはヒイラギと、四季を通じて様々な植物を楽しめる。

道の駅皆野に車を停め、140号線を南下して萬福寺方面へ。「関東ふれあいの道」と「仙元山コース」を選択でき、まずは「関東ふれあいの道」から登り蓑山を目指す。

緩やかな木道を登り、途中には小さな祠も。冬の時期は落葉しているので、周囲の風景も見えて明るい雰囲気の中を歩ける。

みはらし園地から蓑山神社へ向かいます。蓑山神社に鎮座している山犬がガリガリで少し気になったな。

災難除けや心願成就の御利益がある神社。参道の階段はかなり急で畝っていた。

二人でお参りする時は、同時に礼をし同時に手を叩き参拝したいと祐太からの要望。たしかに今までは気にせず自分のペースで二礼二拍手していた。

榛名神社に到着。榛名神社では二人合わせた動きを意識して参拝したけど、なかなかタイミングが合わない。お互いの動きをお互いが意識していけば、自然と息の合った参拝が出来ていくのだろうと思う。

ここには展望台もあり、武甲山や両神山の眺めが素晴らしい。ヤマツツジも咲き乱れるそうで、見頃は5月中旬頃。様々な種類のツツジが赤く染まるようなので要チェックだ。途中にあった食物連鎖の看板の動物たちが可愛くて癒されたな。

蓑山の山頂に到着。立派な展望台からは埼玉の山々が見渡せる。花が咲いてなくても最高の満足感。車でも気軽に来れるからいいね。

蓑山の展望台には周囲の山々の名称が書かれた看板もあり、とても解りやすいぞ。武甲山は分かるけど、奥多摩の山なんてパッと見て、いまいちどれがどれだかよくわからないからこういう看板は有難い。

南側にも立派な展望台があり、ちょうど臘梅が綺麗に咲いていた。入口に一番近い第1駐車場は18台の車が止められる。第2駐車場は60台、第3駐車場は25台の駐車が可能。ただ花の季節はすぐに埋まってしまうだろうから早めに到着しておきたい。

蓑山の展望を楽しみ、帰りは仙元山コースを歩いて行く。みはらし園地から「お犬のくぼ」を通り七曲りへ。

車道出て「いこいの村ヘリティジ美の山」を先に見ながら皆野駅方面の登山道へ。ちなみにヘリティジ美の山は、入浴や食事もできるので活用もありです。

富士嶽大神と稲荷大明神を参拝しながら、涅槃坂を下って萬福寺観光トイレのある分岐点に戻ってきた。ここから「道の駅みなの」に戻り、朝に買ったふくろやの饅頭を食べ糖分補給。車内が温かかったので、朝に蕾だった梅が咲いちゃったよ。

オモ旨で有名なカレー屋でカレーを食べ、再度車で蓑山へ。風が冷たく激しかったので、外には出たくなかったけど勇気を振り絞り展望台へ。

そこには秩父の最高の夜景が目の前に広がっていた！昼も夜も最高な蓑山。朝方は雲海も現れるそうで、蓑山の懐の深さを思い知らされた。蓑山、素晴らしい山でした～(^^♪

「道の駅みなの」は野菜や総菜などの品揃えが充実している施設だ。今回は「ふくろや」ですまんじゅうを購入したので、食べ物の購入は控え、代わりに可愛いクリスマスローズと梅の枝を安い値段で購入し満足。