飯能アルプス
飯能アルプス 日帰り6時間50分
吾野駅(0:45)⇒前坂(0:45)⇒大高山(1:10)⇒天覚山(1:40)⇒久須美坂(1:30)⇒多峯主山(0:30)⇒天覧山(0:30)⇒飯能駅
吾野駅(0:45)⇒前坂(0:45)⇒大高山(1:10)⇒天覚山(1:40)⇒久須美坂(1:30)⇒多峯主山(0:30)⇒天覧山(0:30)⇒飯能駅
吾野駅を出発
電車で飯能駅を出発し、吾野駅で下車。登山者らしき人達は10人ぐらいで、みんなどんなコースを歩くのだろうか。
吾野湧水へのトンネルをくぐります。トンネルって萌えるよね。吾野湧水で喉を潤し、準備運動をして、飯能駅に歩いて戻ります。
大高山
天覚山の登山口から急坂を歩きます。標高425mの前坂を通過し、先へ進みます。途中に「猟犬注意」の貼り紙があり、ちょっとピリッとする。有害鳥獣駆除のために狩猟しているエリアなので、登山道以外は立ち入らないように注意しましょう。
登山道は歩きやすいですが、たまに岩稜の細尾根があったりするので油断は禁物です。
標高493m、大高山の山頂に到着!展望は少しだけ見える感じ。明治41年9月に造られた「若宮八幡大神」の石碑が安置されています。大高山で呼吸を整え、先へ進みましょう。
大岩を超えます。ここの大岩の看板が何気に可愛くて癒されます。
天覚山直下には両峯神社の跡があります。老朽化で移設したのでしょうか。建物はないけど、雰囲気のある場所でした。
天覚山
両神神社跡から少し上ると、標高446mの天覚山に到着。手作りのベンチが3基あり、眺めは抜群の快適な展望スポット!
ポカポカな陽気を感じながら眺めを楽しみ、急坂を下っていきます。車道に出て少し進むと東峠で、ここから多峯主山へ向かっていくよ!
途中に手作りの丸太ベンチがあるんだけど、座る箇所がフラットに調整されていて座りやすかった。こういう心配りって大事だよな~。
久須美山
久須美峠から久須美坂を越え久須美山の山頂へ。標高は260mで、祠とベンチがあったので参拝して小休憩。永田山を通過し、住宅街が見渡せる道を歩きます。
多峯主山
車道に出て、大黒山を過ぎると多峯主山観光公衆トイレが見えてきました。
ここで初めて飯能市イメージキャラクターの「夢馬(むーま)」を知りましたが、群馬にもこういうキャラがいたような・・・。
ここからひと登りで多峯主山に到着。テーブルで手作り鍋を楽しむグループ、登山初心者っぽい女の子3人組など、最高の眺めが楽しめる多峯主山の山頂でそれぞれがいい表情で時間を過ごしていました。
多峯主山の標高は271m。なのにこんな素晴らしい眺めが楽しめるなんて凄いよね。
山頂の下には、強度の武将「黒田直邦」の立派な墓があり、その下には「雨乞池」という未だに一度も枯れたことのない池があります。
鼻をつまみ息を止めて池の周りを7周すると、池の中に異変が起こるという謎の伝説アリ。その先には展望の良い「常盤平」が。なかなか見どころ満載の多峯主山でした。
天覧山
多峯主山から見返り坂を下っていきます。源義経の母「常盤御前」が、あまりに風景が良く何度も振り返って坂を登ったことから見返り坂と呼ばれるようになりました。
アズマササの仲間の「飯能笹」は、この池にのみ生息している県指定天然記念物です。マムシ注意の看板に警戒しながら湿原を歩き、久々の急坂を登りきると天覧山の山頂に到着!
標高195mの山頂には秩父連峰・長沢背稜・東京スカイツリーなどが一望できる展望台があり気持ち良い!
最初の山名は「愛宕山」で、元禄時代は「羅漢山」と呼ばれていました。元禄時代に徳川綱吉の病を、生母の桂昌院が黒田直邦の助言により十六羅漢像を安置したことから。
そして明治16年に、近衛兵の演習をこの山より明治天皇が統監したことから、天覧山と名付けられたそうです。
飯能アルプスは歩きやすい
天覧山から下山途中に、発酵食品の店や開店したてのパン屋があったので寄ってみた。500円の発酵定食は限定らしいけど、ちょっと気になるメニュー。PANJAのオレンジブレットが美味しかった。疲れた身体に甘いパンが染みます。桜の甘酒も購入。ほんのりと桜の風味があり、甘さ控えめでこれも美味しかったよ。
秩父に向かう229号線はよく通るけど、飯能アルプスは初めて歩きました。登山道も歩きやすく、眺めも良い山が多いので、また気軽にいきたい稜線でした~(^^♪