皆谷のヤマメの里新水公園駐車場から、笠山と堂平山をピストン5時間での予定でしたが、急遽大霧山も周ってきました。
ヤマメの里新水公園から笠山へ
皆谷バス停付近にある「ヤマメの里親水公園」の無料駐車場からスタート。民家の間から登山道がスタートするらしいけど、よくわからなかったので車道を歩いてみました。ヤマザクラと畑の風景、お社もあったりと癒される道を登っていきます。途中の斜面ではカタクリの花を発見!可憐で可愛い花だよね。その先には「松ノ木平展望台」があり、大霧山が良く見渡せました。途中で会った登山者の81歳の御主人とその奥さんは、さりげなくペアルックでいい感じ。行けるところまで行って戻ってくると言っていたけど、結構足取りもしっかりしてた。二人を見習って、いつまでも山を楽しみたいと思いますね。
萩平には手作り感満載の東屋があり、公衆トイレもありました。ブドウ園の斜面にはフクジュソウとカタクリの競演も。
笠山と笠山神社とイワウチワ
車道から再び山道へ入り、1時間ほど登ると笠山の山頂に到着。展望は多少ある程度で、ベンチなどはなし。笠山の山頂から東へ進むと、「イワウチワ」という花の群生地があります。写真で見る限りだとシャクナゲのような花。開花時期は例年だと3月中旬から4月中旬で、令和5年は4月上旬頃でした。急斜面の場所に遊歩道があるので、滑落に注意しながらイワウチワを楽しんでください。あいにくこの日はイワウチワを確認することは無理でした。
笠山神社に到着。参拝してコーヒーを淹れながら、ちょっとしたケンカ。そもそもポイズンリムーバー保管場所の説明をしっかり聞かなかった自分が悪かった。いや、ちゃんと聞いてはいた。「リュックの前のポケットに入れておく」という声を、耳には入れていたつもりだった。しかし相手からすれば、しっかり目視してポイズンリムーバーの保管場所を確認して欲しい。ポイズンリムーバーは緊急時に非常に大事な道具なのに、保管場所の説明を聞く態度としては真剣さが全く足りなかった。毒蛇や毒蜂に刺された時の毒吸引器、ポイズンリムーバー。コーヒーの準備をしながら聞いていたなんてのは言い訳に過ぎない。コーヒーの準備は、まずポイズンリム―バーがどこに入っているのか、しっかり確認してからするべきだった。こういう適当な態度は仕事にも出る。気を付けなければいけない。
展望が気持ち良い堂平山
堂平山の山頂に到着。堂平スカイパークではパラグライダーも体験できるらしいよ。山頂の天文台には、埼玉県最大の望遠鏡があるとか。とにかく堂平山は眺めが最高!ベンチの数は少ないけれど、芝生の上に座ってのんびりできるから問題なし。堂平山の山頂は展望が360度のパノラマで、マイカーでも来れるので足腰が弱い人でも安心。
堂平山のオーガニックキッチン
好天の土日祝にオープン予定ののキッチンカーで、食事は予約制。おにぎりやお惣菜は予約なしで購入可能。おにぎりとカップラーメンを持参したけど、「おかず4品」「甘夏ピール」「ブルーベリー焼ケーキ」を購入。「おかず4品」は170円で、卵焼き・わかめとカニカマの酢味噌和え・菜花の胡麻和え・おからのシンプルなおかず4品。おふくろの味って感じで優しい味付け。刻み葱の入ったおからは初めて食べたけど美味しかったな。「甘夏ピール」は後味さっぱりで、甘夏の苦みが効いて美味しい。試行錯誤して、ようやくこの味にたどり着いたと言ってました。
手作り感満載の美味しい料理に出会うと、なんだか自分も作りたくなってくるんだよな。先日大量にもらったポンカンの皮で、甘夏ピールみたいな美味しいデザートを作れたら最高だと思う。しかし皮はワックスが塗られていることもあるので、その辺を確認してから料理しないとダメとは祐太談。ブルーベリーは堂平山産だったか?聞くの忘れた。山頂でブルーベリー摘みも出来るそうだ。とりあえずブルーベリーケーキは大霧山まで我慢しよう。「あんくさもち」も武骨な感じがして引かれたけど、ダイエット中なのでまた次回にした。これで再び堂平山にくることが確定。
剣ヶ峰の階段もなかなかきつかったけど、白石峠からの定峰峠へ向かう階段が今日イチで疲れましたね。ここ上り下りしてたら足腰鍛えられる。177段って看板に手書きで書いてあったよ。段数より絶妙な段差が太腿にこたえる感じでした。この辺はアナグマの生息地で、11月中旬から3月中旬まで冬眠します。アナグマって熊の仲間じゃなくイタチの仲間だそうです。
定峰峠の手前の下りには、新しい立派な手すりが長く続いていました。そして定峰峠に到着。ライダーが集まって楽しそうに談笑しています。向こうでは車を並べた若いお兄さんが。峠の茶屋の店内もたくさんの人がいて、なんだか賑やかな定峰峠でした。
大霧山でブルーベリーケーキ
定峰峠から大霧山を目指していきます。ライオンが吠えているかのような「獅子岩」をとおり、旧定峰峠へ。球定峰峠には小さな祠が安置されていました。ここから牧草地沿いを歩き、久しぶりの大霧山に到着です。
ちょうど15時で、堂平山で購入したブルーベリーケーキを食べましょう。甘さ控えめで美味しい!ブルーベリージャムも甘すぎず酸味がしっかり効いていて、パウンドケーキとの相性抜群。
疲れも吹き飛び、粥仁田峠から皆谷バス停へ向かいます。途中に如意輪観音像がマフラー着せられていました。癒しですね。
車道に出ると、ヤマメの里親水公園の駐車場までは歩道なしの車道を歩きます。歩道のない車道は「歩行者は右側通行」ですよ。車に注意しながら、右側によって歩いてくださいね。当初は堂平山でピストンの予定でしたが、コースタイムや気分で大霧山込みの比企三山縦走に切り替えてしまいました。きっと堂平山のキッチンカーのおやつでテンションが上がったんだと思うな。美味しい料理があれば元気になるね(^^♪
8時30分に駐車場を出発し、戻ったのが17時。だいたい9時間半の山行でした。普通の人はもっと早く回れると思うよ。