飯豊本山を越え、飯豊連峰北部を歩くよ!
梅花皮小屋を出発
飯豊縦走4日目コースタイム
飯豊縦走4日目 歩行時間 8時間30分梅花皮小屋(0:40)⇒北股岳(1:10)⇒門内小屋(1:40)⇒地神北峰(0:50)⇒頼母木小屋(0:40)⇒大石山(1:50)⇒朳差岳
北股岳
最高の時間を過ごせた梅花皮小屋の管理人さんに挨拶し、6時に小屋を出発。
北股岳の山頂に到着した頃には、雲が周囲を覆ってしまいました。
北股岳の山頂には鳥居と祠があり、その祠には可愛い木彫りの狛犬が!
ホシガラスも寄ってきて、北股岳の山頂はガスで真っ白でもなんだか賑やかでした。
門内岳
北股岳を越え、赤い祠が可愛い門内岳へ。この辺までくると、新潟側から登ってくる登山者の方もたまに見かけました。
門内小屋に到着。ここは管理人さんが常駐はしてないようで、巡回管理をしています。
ちょうど門内小屋の下の道を下る人影が見えましたが、門内清水へ向かっていったのかな。
飯豊北部の稜線
胎内山を越え、扇ノ地神へ。扇ノ地神も眺めが良く気持ちいい。
地神山を越えると、頼母木山から朳差岳までの稜線がうねっているかのような大迫力の展望が見えてきます。ここの稜線からの眺めは最高だったな~。
飯豊連峰はクライマックスだらけです。イイデリンドウもたくさん咲いていて、素晴らしい。
頼母木山
地神北峰を抜け、1730mの頼母木山(たもぎやま)に到着です。
休憩していると、頼母木小屋から昨日の学生たちの歌声が聞こえてきます。飯豊の山でかすかに聞こえる歌声も、なかなか風情があって良い感じ。
頼母木山頂にはイイデリンドウが群生していました。今回の縦走でいちばん咲いてたような気がする。
頼母木小屋
頼母木小屋に到着。テント場からは朳差岳の迫力ある展望が楽しめます。
小屋やテント場の雰囲気が癒され居心地が良い空間。この日はテントが3張で、みんなソロの方。
朳差岳の水場は少し下りなけらばならないとの情報から、下山までの水は頼母木小屋で調達していきます。
田中陽気くんがこの頼母木小屋の水場で、美味しそうに素麺を食べていたシーンを思い出します。
その水場は、もう水量が凄い!しかも冷たくて美味しい!
ここでも缶ビール350mlを2缶購入。500mlも冷やされていましたが、これは小屋の主人専用みたいですね。ご主人も穏やかで優しそうな方だったな。
次回は飯豊山荘から登って頼母木小屋に泊まってみようと思います♪
大石山から鉾立峰
2人で5ℓの水を補給して、朳差岳へ向かいます。
頼母木小屋から大石山までの間には、飯豊の高山植物が咲くお花畑があります。頼母木小屋にテント泊している登山者の方も、このお花畑でカメラを構えていました。
お花畑から大石山を越え、鉾立峰の急坂を登っていきます。ここは急激に疲労したな〜。
なかなか大変な鉾立峰を越えると、いよいよ朳差岳が見えてきました。
朳差小屋がまた画になるな。朳差小屋までの道沿いにも、マツムシソウやニッコウキスゲが咲いていて賑やかです。
朳差岳
朳差小屋
16時に朳差小屋到着。テント場は少ないというか、これといったスペースがありません。
避難小屋の隣にある建物跡地に張れるといえば張れるけど、先に到着していた方が張っていた場所以外は、地面がフラットじゃないから快適ではないかな。
朳差小屋では、昨日梅花皮小屋で出会った10数名の高校生達が、1階と2階に分かれて楽しそうに時間を過ごしています。もうせっかくだから、彼らに朳差小屋を使ってもらおうか。
なので私達はテントを小屋の入口前に張らせてもらいました。
朳差岳の山頂
朳差岳の山頂には小さな祠が。この日は雲がかかってきたので、絶景は明日にお預けですね。
朳差小屋でのんびりする
朳差小屋では雲も出てきたので、テント内でのんびりしていました。
陽が沈んでも、学生たちは朳差岳山頂で歌っています。いろんな小屋で歌を披露してきた彼らだけど、最後は自分たちの思い出作りに歌ってるようですね。良い思い出になるんだろうな。やはり若い時に大きな旅をするのはとても大事だと思うよ。
夜中に久々にテントから外に出てみました。朳差岳の満天の星空に感動!新潟の夜景も綺麗でした♪