国指定史跡の長浜城跡へ行ってきました。富士山や淡島、沼津アルプスの眺めが素晴らしい場所です。
長浜城跡
長浜城跡の基本情報
長浜城跡
〒410-0225 静岡県沼津市内浦重須
055-935-5010
駐車場 あり(無料)
長浜城跡は北条氏直の時代に、武田軍へ対抗するために築かれた城の跡です。
淡島がある内浦湾に面し、攻められにくく船求められる絶好の拠点だったそう。
弁天社
駐車場に車を停め、長浜城跡を観光します。赤い弁財天の鳥居の横に、立派な木製の階段があるので登っていきましょう。
階段を上っていくと第四曲輪、第三曲輪があり、ここで敵を迎え撃っていたそう。各ポイントには看板があり、丁寧な説明書きも書かれていました。
弁財天様の祠もあります。
長浜城の櫓
第二曲輪が長浜城で一番広い平面で、大きな建物が建っていたと考えられています。どうやら兵舎や食糧庫として使われていたようですね。
海側の見通しの良い場所には櫓跡があり、第一曲輪に移動することが出来ます。
発掘調査で見つかった柱の穴を使用し、当時の櫓を再現していて、上り下りも可能。
兵隊気分を味わえ、櫓からは海が良く見えます。
第一曲輪は長浜城で一番高い場所にあり、敵城の三枚橋城が良く見えます。三枚橋城より、富士山と淡島の景観が最高♪
腰曲輪
第一曲輪からさらに海側に進むと、大小4つの曲輪があります。腰曲輪と呼ばれるこの曲輪群は、海から攻め込んでくる敵を撃退する守備的な場所だと考えられています。
腰曲輪のさらに先はどうなっているのか。正規の道ではないのか、鬱蒼とした道を海側へ進んでみました。
綺麗な眺めの場所に出ましたよ。たくさんのヨットが停まっています。敵軍もこんな感じで攻め込んできたのでしょうか。
海水はぬるめで気持ちよく、さすが南国の伊豆だなと感心しました。
安宅船
戦国時代に使われ始めたという「安宅船」の、実寸の大きさの平面表示があります。
船倉に漕ぎ手が50人、甲板に戦闘員が50人乗り込める大型軍船で、「海上の城」とも呼ばれたそう。
長浜城跡は早朝に見学するのがオススメ
長浜城跡は水軍基地として見応えもあったし、なにより展望が最高でした。
早朝に訪問すると観光客がほとんどいないので、ゆっくりと観光することが出来ましたね。
長浜城跡は「ぬまづの宝100選」に選ばれているそう。機会があったら残りの99の宝も見てみたいですね(^^♪