富士山の南裾野にある越前岳へ。
愛鷹山は南裾野にある火山群の総称で、最高峰が越前岳。今回は越前山までの登山です。
愛鷹山(越前岳)
越前岳のコースタイム
越前岳 標高1504m 日帰り
十里木高原展望台
十里木高原駐車場は30台ぐらい停められるアスファルトの駐車場で、トイレや登山靴を洗う場所もあり、登山者にとっては有り難い駐車場。
いきなり段差のある木の階段を登るのできついですが、ススキが風になびいて気持ちよくも感じます。
階段を登りきると地震観測所と可愛い展望台が。
越前岳で登山をしなくても、この十里木高原展望台までで十分な富士山の眺めが楽しめますが、ここまでくるのに急な階段は覚悟しておきたいところ。
馬ノ背見晴台
昨日降った雨で登山道はぬかるんでいたが、歩きづらいほどでもないです。
登山道で大きめの鳥を発見。一瞬だったが、チャボのような鳥が2羽バタバタと茂みの奥へ走り去っていきました。
久々に登山中で鹿に遭遇しました。子鹿だったな。登山開始して、いきなり動物と遭遇しまくります。
さらに進んだところには新しい鹿の足跡が。さっきの鹿だろうか、癒されます。
馬ノ背見晴台に到着。馬ノ背見晴台はテーブルやベンチもあり、富士山を真正面にしながらランチを楽しめます。
沼津のランチを諦める
平坦地を越え、越前岳に向けどんどん登っていきます。
しかし、古い地図を持参してあてにしてしまったので、コースタイムや地図のポイントがずれてしまい、山行のリズムが狂いだします。
祐太はリズムが合わない登山から、かなり疲労してしまったよう。しかもランチに予約していた沼津の寿司も間に合わなくなりそうで、精神的にも落ち込んでいるのがわかる。さらに樹林帯の登りなんで、なおさらくじけそうだ。
そんな祐太に「ランチは諦めて越前岳の登山に集中してみないか」と提案したところ、気持ちの整理がついたのか表情も生き生きとしてやる気になってきた。ランチが食べられないというモヤモヤが消え去った瞬間だった。
越前岳の山頂
気持ちが切り替わった私たちは、いつものペースで越前岳の山頂を目指し進みます。
アセビの木やミツバツツジ、マメザクラなどの花木の道を抜け、急坂を登りきったところに勢子ノ辻分岐が。
緩い登山道を歩いてしばらくすると越前岳の山頂に出ました。越前岳の看板と、ベンチやテーブルが備わる小広場。
この日の越前岳は雲がかかってしまい、駿河湾はなんとか見られました。晴れていれば駿河湾や富士山、南アルプス南部の展望が楽しる気持ちの良い山です。
越前岳を踏破し、軽快に登山道を下っていきます。駐車場に戻りましょう。
馬ノ背見晴台で持参した柿を食べ休憩をとり、富士山の眺望をたっぷり満喫しながら十里木高原駐車場へ戻ってきました。
越前岳からの富士山は最高!
今回の越前岳は雲が多く、山頂からの眺めはいまいちでしたが、早朝から登ったので富士山の景観は存分に楽しめました。また天気の良い日に登ってみたいと思います。
そして沼津のお寿司・・・何とか間に合いました。
「鮨庵さいとう」のお寿司、登山後に最高のご褒美!美味しかったよ~(^^♪