梁川駅から扇山へ
扇山・百蔵山のコースタイム
梁川駅(1:20)⇒犬目バス停(1:45)⇒扇山(1:20)⇒宮谷分岐(0:50)⇒百蔵山(1:10)⇒浄水場(0:40)⇒猿橋駅
今回は梁川駅から犬目バス停まで歩きましたが、四方津駅からバスで行く手段もあります。JR四方津駅下車の8時34分の犬目行きバスもプランにはありました。バスで行った方が時間短縮にもなるし、体力温存にもなりますね。
大田峠が分かりづらい
梁川駅を下車し、線路の下をくぐります。車道を西へ道なりに進んでいきましょう。

「太田」の道標に従い山道に入って行きますが、途中でさらに道標があります。
どうも太田峠への道を間違えたみたいなので、来た道を戻ります。すると道標が床に落ちていました。
この道標を見逃してしまい、結構先のヤブ道まで進んでしまいました。地面に置かれた太田の道標を見逃さないように気を付けて!

太田峠を越え、車道に出ます。
犬目集落
サンメンバーズカントリークラブを左に見ながら車道をしばらく歩いて行きます。振り返ると倉岳山や高畑山の稜線が見えました。
犬目バス停に到着。この辺の犬目集落は、かつては甲州街道の宿場町として栄えていた所で、葛飾北斎の「富岳三十六景」にも描かれた場所です。
犬嶋神社
犬目から犬嶋神社へ向かいます。犬嶋神社の御祭神は、大国主命(おおくにぬしのみこと)、火須勢理命(ほすせりのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)で、後利益は五穀豊穣、無病息災、家内安全、商売繁盛、縁結び、知恵を授かるなど。犬嶋神社西側には大滝不動があり、不動滝という滝もあります。
犬嶋神社からジグザグに登り尾根に出て、西へ進むと三境(みつざかい)と呼ばれる三差路に出ます。
扇山の山頂
三境を越え、さらに緩やかに尾根を登っていくと、標高1138mの扇山山頂に到着!
扇山山頂はベンチも豊富な広場になっています。南側に富士山が真正面に見え、気持ちの良い時間を過ごせます。東側の展望は陣馬山や高尾山、相模湖などが楽しめますよ~
新しく購入した椅子を使うまでもないぐらい、扇山の山頂にはベンチが豊富にありました。チェアリングは百蔵山にとっておきましょう。
扇山で富士山をバックに持参した小玉スイカを食べます。山で食べるスイカは美味しい!燕岳の合戦小屋を思い出します。
扇山から百蔵山へ
百蔵山の山頂に到着!

標高1003m、百蔵山の山頂はテーブルが1つあり、ベンチはありませんでした。ただ広場にはなっているので、シートを敷けば快適に休憩できそう。松や桜が植えられている公園のような雰囲気で癒されます。
南側の展望が開けていて、富士山や三ッ垰山、丹沢の光景が楽しめます。
百蔵山山頂で、最近購入した椅子でチェアリングをしてみました。かなり軽量なので持ち運びも苦にならず、コンパクトに収納できるので荷物にならないのがいいです。これさえあれば山頂でベンチが無くても安心ですね。
百蔵山から猿橋駅へ
百蔵山から一気に下ります。途中、大きな門が現れました。何かの美術館の様です。門には「当美術館は一般公開していません」という貼り紙が。謎めいています。
謎の美術館の横を下り、トトロのいる小さい広場に出ました。トトロ広場にはバス停があります。結構リアルに出来ていて可愛い。このバス停から百蔵山の山頂行きのバスが出ていて、時刻表には67分との表記がありロマンチックです。
市営総合グラウンドの脇を通り、春日神社で参拝し、猿橋駅に無事到着。
桃太郎伝説
百蔵山で思い出すのが「桃太郎伝説」です。この辺の地域の地名が犬目・鳥沢・猿橋と、桃太郎の家来である犬・猿・キジと合致。そして桃太郎の百蔵山と。さらには秀麗富岳十二景の九鬼山という山も近くに存在していて、なんだか偶然とは言えない感じもしますね。