大菩薩縦走2日目
2日目 8時間20分
湯ノ沢峠(1:00)⇒黒岳(1:10)⇒牛奥ノ雁ヶ腹摺山(0:45)⇒小金沢山(0:55)⇒牛ノ根分岐(1:15)⇒榧ノ尾山(1:15)⇒ショナメ(1:10)⇒モロクボ平(0:50)⇒小菅の湯
湯ノ沢峠(1:00)⇒黒岳(1:10)⇒牛奥ノ雁ヶ腹摺山(0:45)⇒小金沢山(0:55)⇒牛ノ根分岐(1:15)⇒榧ノ尾山(1:15)⇒ショナメ(1:10)⇒モロクボ平(0:50)⇒小菅の湯
湯ノ沢峠避難小屋
4:00起床。当初の予定は湯ノ沢峠から大菩薩峠を抜け大菩薩嶺を登頂後、福ちゃん荘のテント場で1泊というものだった。しかし天気が崩れるという予報が出たので、急遽大菩薩嶺はパスして湯ノ沢峠から牛ノ寝通りを下り小菅の湯に向かうことにした。
白谷丸直下の右側にも眺めが良さそうな場所がある。お兄さん2人がテン泊していたが、この場所は最高だろう。
ゆで卵とコーヒーの朝食を済ませ、避難小屋の中を掃除する。湯ノ沢避難小屋は掃除道具も充実していた。
避難小屋近くの水場で水を補給し、準備運動をして出発。湯ノ沢峠避難小屋は水場も近いし、裏には駐車場やトイレもあるし、なかなか充実した避難小屋でした。
白谷丸から黒岳
湯ノ沢峠避難小屋を出発しまずは白谷丸を目指します。昨日とは打って変わり、富士山が良く見えている。富岳秀麗縦走にはベストな天気。
白谷丸に到着。眺めは文句なし。白谷丸は湯ノ沢峠に車で来てしまえば気軽に絶景を楽しめるのでオススメだ。
白谷丸の絶景を堪能してから、黒岳を目指す。広葉樹林の登山道を歩く。黒岳の広葉樹林は山梨の森林100選にもなっている。
川胡桃沢ノ頭
川胡桃沢ノ頭に到着。富士山も何とか見えている。
川胡桃沢ノ頭から牛奥ノ雁ヶ腹摺山までの道は笹原が広がり、歩いていて最高に気持ちいい。
南側は展望が広がっているので、振り返れば富士山と大菩薩の稜線がある。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山
牛奥ノ雁ヶ腹摺山に着いた。牛奥ノ雁ヶ腹摺山は秀麗富岳十二景の2番山頂だ。牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂からの眺めもまた格別で、スペースも広くどこで休憩をとっても富士山が眺められる。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山で中休憩をとる。昨夜の残ったウインナーを焼いて贅沢な時間を過ごした。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山から緩やかな稜線を歩き、秀麗富岳十二景のもうひとつの2番山頂である小金沢山に到着。
小金沢山は別名「雨沢ノ頭」と呼ばれている。山頂からの富士山も少し雲がかかってしまったが良い眺めだった。
小金沢山から笹っ原の狼平を歩きます。前方に大菩薩嶺がそびえ立ち、左側には大菩薩湖の眺めが楽しめる快適な登り。天狗棚山というピークで大菩薩湖を見ながらコーヒーを飲み小休憩。
休憩を終え牛ノ寝通りの分岐に出る。久々に大菩薩嶺も登りたかったがまた今度にしよう。
牛ノ寝通り
牛ノ寝通りに入ります。牛ノ寝通りはアップダウンも少なく、非常に歩きやすい稜線だった。地図上に玉蝶山という名の山があるが、平坦な稜線すぎてピークを完全に見落としてしまっていた。名前が可愛い山だから気にして歩いていたのだが、まあ残念。
さらに進み榧ノ尾山を通過。標識の花の絵がキュートだ。牛ノ寝、狩場と、かなりハイペースで歩き、棚倉小屋跡に到着。
あっという間に牛ノ寝通りを歩き切った感が強いが、とくに展望があるわけでもない稜線なので、歩行に全集中できたんだろう。
棚倉小屋跡の分岐を青梅街道方面に下っていく。さすがに牛ノ寝通りのようななだらかな道ではなく、普通に勾配のある下りの登山道で、膝に負担をかけないよう注意しながら下っていく。木々の葉の緑が綺麗で気持ちが良い。
重機が数台停まっている整備中の登山道を経て、田元と小菅の分岐を小菅方面へ。ここからは小菅の湯への看板や道標があるので安心。
小菅の湯で汗を流し、ビールで乾杯。念願だった大菩薩縦走を無事達成できました~(^^♪