【南山城】浄瑠璃寺と岩船寺【当尾の石仏】

2023/04/08

京都

南山城のわらい仏

浄瑠璃寺

浄瑠璃寺
木津川市加茂町西小札場40
0774-76-2390
拝観時間 9:00~17:00 (12月から2月は10:00~16:00)
拝観料 400円
駐車場 あり300円

浄瑠璃寺に到着し、300円の駐車場に停車。石仏巡りもしたかったので、駐車場のお母さんから「当尾の石仏」という散策に便利なアイテムを購入。

浄瑠璃寺の参道

駐車場から浄瑠璃寺までの参道には猫が多くいたな。途中、梅干しと草餅が手ごろな量で販売されている。料金は各100円で、迷うことなく購入した。

浄瑠璃寺の入口

拝観料を支払い、お堂の入口へ向かう。するとどこからか猫がやってきて私たちの目の前を歩き、そのままお堂の入口まで誘導された。

まずは本堂の九体阿弥陀如来像と、秘仏の吉祥天女像を拝観。素晴らしい空間。浄瑠璃寺の秘仏は三体あり、開扉日もそれぞれ異なる。吉祥天女像は1月1日~1月15日、3月21日~5月20日、10月1日~11月30日に公開される。

浄瑠璃寺の三重塔

東の三重塔に安置されている薬師如来像は毎月8日、彼岸の中日に公開で、1月だけ1~3日、8~10日に公開される。ただし、いずれも好天の日に限るので注意しよう。

入口近くの潅頂堂に安置されているのが大日如来像で、1月の8日から10日の3日間公開される。よって吉祥天女像・薬師如来像・大日如来像の秘仏三体を同時に拝観するには、1月8日~10日の好天時ということになる。

過去世・現世・来世

浄瑠璃寺の伽藍

浄瑠璃寺の伽藍配置は宇治の平等院鳳凰堂と同じで、阿弥陀如来を東側に祀りその前には池が造られている。太陽の昇る東に薬師如来さん、太陽の沈む西に阿弥陀如来さんという配置だ。

浄瑠璃寺の境内にある石仏

東の薬師如来は、過去世から送り出してくれる仏で「過去仏」、共に現世の生きざまを教えてくれる釈迦如来と弥勒菩薩を「現在仏」、西の阿弥陀如来は、理想の未来で迎えてくれる「未来仏」だ。

当尾の石仏その1

浄瑠璃寺参拝後のルート。雨もパラついてきたので足早に岩船寺へ向かう。

当尾の阿弥陀地蔵磨崖仏(カラスの壷)

丁石から水呑み地蔵、一クワ地蔵を越えて阿弥陀地蔵磨崖仏(カラスの壷)へ。ここの桜がいい感じだった。

当尾の三体地蔵

わらい仏、弥勒仏線彫磨崖像(ミロクの辻)、三体地蔵を礼拝しながら、花の寺として名高い岩船寺に到着。

岩船寺

岩船寺
木津川市加茂町岩船上ノ門43
0774-76-3390
拝観時間 3月~11月 8:30~17:00 (受付16:45)
12月~2月 9:00~16:00 (受付15:45)
拝観料 500円
駐車場 あり(無料)

岩船寺の山門

岩船寺のHP⇒https://gansenji.or.jp/

岩船寺の御本尊は阿弥陀如来坐像で、四方を四天王立像が囲んでいる。十一面観音像や普賢菩薩騎象像も味わい深い。秘宝の特別公開は1月1日~1月15日、4月1日~5月31日、10月1日~11月30日で、如意輪観音菩薩・弁財天・羅刹天の秘仏が公開される。

岩船寺の本堂

岩船寺の土産物屋では手作りの茶葉を購入。あまり抽出できなかったが、なんとなく雰囲気があって癒された。

当尾の石仏 その2

当尾の不動明王立像

岩船寺参拝後のルート。春日・白山神社から不動立像、先ほどの道を戻り阿弥陀地蔵磨崖仏を春日神社方面へ。アタゴ灯籠を左に進み、藪の中三仏磨崖像を礼拝。

当尾の藪の中三仏摩崖像

この辺の道沿いには野菜の無人販売所が点在しているが、商品の陳列のされ方が味があっていい。吊るしパターンだ。

当尾の無人直売所

当尾の石仏を巡るルートはまだまだたくさんあり、今回はほんの一部しか周っていない。全制覇はなかなか体力がいるだろうが、そのうち歩いて周ってみたいと思う。

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