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道の駅から高塚不動尊へ向かう
道の駅「ちくら潮風王国」(0:20)⇒高塚不動尊(0:20)⇒分岐(0:15)⇒高塚山(0:10)⇒分岐(0:15)⇒合有戸溜池(0:30)⇒道の駅「ちくら潮風公園」
7時30分、天候は晴れ。しかし風は強め。道の駅「ちくら潮風公園」から高塚山を目指し歩きだします。
ちくら潮風王国のHP⇒https://shiokaze-oukoku.jp/
所々に隆起した岩があって、断層が確認できました。とりあえず「露地花の里コース」という道標に沿って進んでいくと、関東三十六不動霊場の第三十三番、高塚不動尊大聖院の看板が。
高塚不動尊の手前には祠があり、不動明王像と地蔵様が祀られています。
高塚不動尊に到着。本堂の右側には菩薩様？の立派な像があり、本堂の奥には不動様の像が鎮座されています。飼い猫なのか、白黒の若い猫が本堂でくつろいでいて可愛い。
高塚山の不動様が七浦の海に浮かんでいたところを、無数の鰯が頭を並べて土台になり陸へ運んだそうで、更に金色に輝く不動様を慕って無数の蟹が力を合わせて高塚山の山頂へ連れて行ったという逸話があります。
なので高塚不動の信者の方々は鰯と蟹は食べないそうです。
高塚山登山スタート
不動尊奥の院登山口から高塚山の山頂へ。風が強く寒さを感じていましたが、樹林帯に入っってからは風の影響も受けず快適に歩けました。
マテバシイなどの樹木に囲まれて、階段を上っていきます。途中にはベンチのある小広場や、富士浅間神社の石碑が。
照葉樹の森コースの分岐に到着。分岐の道標から可愛いイルカのキャラクターが癒してくれます。
年季の入った苔むす石段を上り、鳥居をくぐってさらに進むと「龍護山 一等三角点」の看板があります。ピンクのマーキングが多めにつけられた登山道を少し進んでみましたが、なんとなく途中で断念して引き返しました。
高塚山の山頂は癒しの空間だった
最強の石像の奥には、高塚不動尊奥の院が鎮座されていました。鰯と蟹が慕った不動様ですね。
太平洋を眺めながら赤飯を食べる
道の駅で購入した赤飯を食べます。この赤飯は小豆ではなく「ささげ」の入った赤飯でしたした。ささげは小豆よりも食感がしっかりしていて、煮ても小豆のように割れないんです。
塩加減も丁度よく美味しい赤飯だったな。こういう道の駅や直売所に売っている手作りの赤飯やおこわは、おふくろの味って感じで間違いないです。
赤飯を購入した道の駅で食べたラーメンも素朴で美味しかったな。チャーシューの厚切り3枚入っているのが嬉しかった。
道の駅 富楽里とみやま-千葉県南房総市- (furaritomiyama.jp)
高塚山の山頂から「ちくら潮風王国」へ
高塚山を堪能して戻ります。石段が湿り気味なので慎重に下っていきます。
先ほどの分岐を今度は「汐の香コース」へ進んでいきます。
途中の道標の「魚っちんぐ千倉」のイルカがまたなんとも可愛く楽しそうじゃないか～
合有戸溜池を抜け長性寺、高皇産霊神社を遠くに見ながら歩いて行きます。所々に猪などの捕獲用の罠が仕掛けられていました。
最後は花畑の中を通りながら道の駅へ戻ってきました。花畑は花摘み目当ての女性陣で賑わっていましたね。
高塚山のコースタイムは約2時間ですが、内容の濃い時間を過ごせた気がします。癒しが欲しくなったら高塚山の上ればいいと思う。
山頂からの太平洋の絶景と癒しの石仏を堪能できて、大満足の高塚山登山でした～(^^♪
