設備も充実の野反湖キャンプ場の雰囲気が最高
野尻湖に着くと激しい大粒の雨。晴れ間は見えるから天気雨だろうな、と思ってる事が不安になるぐらい強い雨。野尻湖キャンプ場に近づくにつれ、雨の勢いは弱まり次第に止みました。
野尻湖キャンプ場にテント泊しようと思ってたけど、天気が不安定なので利用はやめます。タープなどの備えがあれば、雨のテントも比較的楽しめそうなので、次回テント泊する時までにタープを購入しておきたい。
野尻湖キャンプ場のHP⇒https://nozorikocamp.com/camp/
野尻湖キャンプ場はテントサイトも広く、そのうえ騒がしい利用者が少なく、自然を満喫したい大人な利用者が多いので、ゆったりと静かな時間を過ごせそうな雰囲気。キャンプ場の駐車場から10分ぐらい歩きますが、なかなかオススメのキャンプ場です。
とりあえず今夜は登山口駐車場で車中泊します。白砂山登山口駐車場からの野反湖の風景も癒されました。
白砂山登山口から地蔵山と堂岩山を目指す
朝の6時、白砂山登山口を出発。天気はくもり。
信州トレイルの宣伝も兼ねているのか、50代ぐらいの女性の方が白砂山に登る際の注意点などを説明してくれた。白砂山登山は今回が初だったこともあり、登山ルートの簡単な説明はありがたかったですね。しかも「群馬ちゃん」のタオルハンカチも貰ったし。
まず最初に言われたのが、ハンノキ沢を渡渉の際に水量が多いかもしれないので、登山靴を脱いで歩かなくてはならないかもということ。前日に局地的な雨も降っていたので、こういう情報を聞かされると再確認の意味でも助かりますね。
あと登山道の整備で、草刈機で作業員が入っている事も伝えられました。山でこんなに丁寧な説明を受けたのは、白砂山の登山口が初めてだ。
白砂山がお気に入りの山だと話す女性のスタッフさん。「ぜひ楽しんできて下さい!」と見送られながら登山スタート。
ハンノキ沢の渡渉
白砂山登山口から少し歩くと、スタッフさんから渡渉の注意ポイントとして指摘されていたハンノキ沢に到着しました。ハンノキ沢は微妙な水量で、登山靴を脱いで渡るか、登山靴を履いたまま多少濡れてもいいから渡るか・・
少し悩みましたが、しかしここは堅実に登山靴を脱いで沢を渡っていきます。
やはり登山開始直後は、靴の中が水で濡れて不快な思いをしながらの登山は避けたいですよね。
脱ぐか脱がないかダラダラ考えてる時間も無駄なので、着脱は面倒ですがとっとと登山靴を脱いで沢を渡った方が、渡渉は確実だし安全だと思います。まだ登山経験が少ない初心者なら尚更で、面倒くさがらずに登山靴を脱いで沢を渡った方が良いですよ。
周囲に動かせるような大きめの石があるならば、それを踏み場にしていくのも方法の1つですね。今の水量で靴が濡れるなら、濡れないような足場を自分で作って渡りましょう。
地蔵峠から地蔵山を越えていく
ハンノキ沢を越えて、しばらく上りの道が続きます。登山口で説明されていた草刈作業のおじさんが作業をしていました。ご苦労様です〜
地蔵峠や地蔵山を越えますが、なかなか視界が開けず、上りは結構長く感じました。
堂岩山の手前に水場があります。シラビソ尾根から4~5分ほど少し入ったところにあるみたいで、水場の道標もあるので水分補給はここで摂りましょう。水場の道標からは野反湖が良く見えました。
標高2051mの堂岩山に到着しましたが、展望は特にないので先に進みます。しかし堂岩山を越えると、ついに展望が開けてきて、眼前に白砂山の姿が見えてきました。
樹林帯の登りがながかっただけに、白砂山の稜線が見えた時のテンションはかなり上がります。堂岩分岐を越えていきます。八間山を経由する八間白砂縦走コースも気持ちよさそうなコースなので、次回は野尻湖にテント泊しながらのんびり歩いてみたい。
猟師ノ頭から白砂山を行く
白砂山の山頂に到着!
朝に会ったお母さんのグループと山頂で合流し話をすると、なんと来週は大雪山に行くというアクティブさ!この時期の北海道は最高ですよね!
雲の量も増えてきたので、インスタントラーメンをササっと作り、食べてすぐ白砂山から下山していきます。
しかし猟師ノ頭を越えた辺りで空が完全に雲に覆われ、大粒の雨が降り出しました。堂岩分岐で、ハンノキ沢の水量を考え八間山経由で戻ろうとしていた登山者の方がいましたが、コースタイムなどを踏まえて自分たちは元来たシラビソ尾根を下りることにしました。
心配していたハンノキ沢の水量は特に増水もせず、登山靴のままで上手く渡ることが出来るぐらいの水量でした。
そして白砂山登山道に無事到着!上信越山の白砂山は多少アクセスは良くないけど、登山やキャンプをのんびり楽しめる最高の場所でした~(^^♪