森戸海岸から仙元山の山頂を目指す
森戸大明神近くのコインパーキングに車を停めて、三浦アルプスの初トレッキングのスタートです。まずは葉山教会へつながる坂道を登っていきます。
朝一で落ち葉を掃除するスタッフさん。お疲れ様です。結構急な坂道を登り切ったところに葉山教会が建っている。葉山教会の左側の登山道を進んでいきます。
仙元山の山頂
葉山教会から10分ほどで仙元山の山頂に着きました。相模湾が一望の絶景で、富士山ももちろん見えちゃうぞ。
山頂にはテーブルやベンチもあり、トイレもります。仙元山の山頂手前は桜の名所なので、花見のシーズンはたくさんの人が山頂に集まって来そう。
仙元山から観音塚へ
仙元山で小休憩し、東へ進む。急坂を下り、その先の約250段の階段を登って二股に分かれた分岐に出る。この場所には二子山山系の主要分岐図という地図が設置されている。
今思えば、この地図をしっかり見ておけばよかったと反省している。
ソッカ山の先は三浦アルプスのコース外
眺めが良さそうな左側へ進むとソッカの山頂に出た。社有地を活用した森づくりが行われているらしいですね。相模湾を眺めながら小休憩。
その後、なぜかソッカ山の先をそのまま道なりに進み、登山道を下り、川久保付近の車道に出てしまう。こっちじゃないんだよな~
再度ソッカ山に戻るため、登山道を登っていく。やはり低山やハイキングを多少甘く考えているのだろう。初めての行く土地の山は、どんな山でも油断は禁物だと肝に銘じながら、来た道を戻りソッカ山へ向かった。
二子山山系はイノシシに注意!
二子山山系は野生のイノシシが生息していて、イノシシの目撃情報が多数あるそうだ。イノシシに遭遇したら、後ろを向いて逃げないこと。背中を見せずにゆっくり後退すること。
三浦アルプスは登山者の手作り道標が多い
川久保から再度ソッカ山に戻り、先ほど間違えた分岐点を今度は右に行く。南尾根登山口という看板が確かに出ていた。その看板は、他の登山者が手作りで作ったものだった。やはりみんな間違えやすい場所だと感じているのだろう。
三浦アルプスを前面に出して誘致しているなら、もう少し看板表記や設置位置などをわかりやすくしてほしいと感じた。登山などに精通したスタッフがいないんだろうか。なんか全体的に戸惑う場所が多い。まあ戸惑って間違える方が悪いんだけど。
だからなんだろうか。こんな感じで登山者が追加表記してる。それがわかりやすいので助かる。
樹木に直接文字を書いてしまう人もいるそうだが、それはちょっとやりすぎ。
とにかく三浦アルプスは、登山者の手書きの道標がやたら多くみられる山って印象。それぐらいなんだか戸惑う分岐が多い。初心者は三浦アルプスの地図を見ながら、注意して歩きましょう。
観音塚から乳頭山へ向かう
観音塚に到着。手作りの看板には馬頭観音と千手観音と書かれている。明王の様な怒りの表情をしているのが馬頭観音だろうか。頭に馬の顔が乗っていて可愛い。
乳頭山を目指し登山道を歩きます。途中に手作りの標識があり、非常にわかりやすく嬉しくなった。やはり標識は山慣れしている人が作った方が絶対に間違いない。
ブナ科のマテバシイという樹木が並ぶドングリ並木に出た。稜線に並ぶマテバシイが映え、かなりいい場所だ。
乳頭山の山頂に到着!
アップダウンのある稜線を軽快に進み、大きな桜の木を通過すると送電線の鉄塔が見えてきます。夏場の午後など、雷が鳴りそうな時期に通りたくない場所ですね。
上山口分岐を過ぎて、緩い登山道を駆け上がれば乳頭山の山頂に到着です。乳頭山には休憩するベンチなどはないが、スペースは多少あるのでシートを持参していればゆったりくつろぐことが出来そう。
展望は一部から東側の横須賀市街や長浦湾、東京湾などの風景を楽しめます。
乳頭山から東逗子方面、馬頭観音を目指し歩きだします。
乳頭山の山頂を下ってすぐに分岐があるが、ここもなんだかややこしく感じるぞ。大きな文字でFK1と書かれているから、確認すれば間違えないんだろうけど、どうもややこしい。あんまり山でこういう表記を見た記憶がない。
標識のFK1という記号を、わざわざ分岐地図と照らし合わせて確認しなければならないから、面倒くさく、ややこしく感じるのか。疲れてるのにややこしい。疲労がたまっている時の情報量は程々がいいと感じる。
馬頭観音像から上二子山へ
穏やかな顔つきの馬頭観音像の前に着いた。田浦と逗子を結ぶこの山道を往来する人々の通行の安全と、病気や事故で死んだ馬の供養などのために祀られた馬頭観音。
南尾根の馬頭観音像は迫力の怒り面だったが、こちらは心も体もすべて許せるような非常に優し気な表情をしています。
二子山の山頂は展望良し
二子山への分岐を曲がり登山道を下る。林道に出て5分ほど歩くと上二子山の山頂です。
上二子山の山頂には木製の展望台があり、八景島やベイブリッジ、ランドマークタワーなどTHE横浜という風景を楽しむことが出来ます。
上二子山山頂から西側の登山道を進んでいきます。雲行きが怪しかったので早足になり見落としましたが、下二子山の山頂もあるはずですね。
さらに西へ進み、阿部倉山ををまいてどんどん進む。石仏群が現れたころ、車道に出ます。ここの石仏もいい顔をしていました。
葉山・旭屋牛肉店の葉山コロッケ
鎌倉葉山線を西に進み、長柄交差点を左折。細い生活道路をクネクネと森戸海岸方面へと歩いていく。
途中で葉山・旭屋牛肉店に立ち寄った。常連のおばちゃんなのか、葉山コロッケという商品を30個購入していた。
コロッケといえば肉屋での間違いない一品のひとつ。葉山コロッケという商品を1個だけ試しに購入して食べたが、やはり間違いなく美味しかった。
ソースをかけなくても下地に味がしっかりついているパターンのコロッケ。小さめなので2、3個ペロリな感じだが、夕飯のことを考え我慢。
森戸海岸から江の島を眺める
夕暮れ迫る森戸海岸に到着。ウィンドサーフィンを終えた男性グループが片づけをしていたり。小学生の高学年だろうか、男の子6人組が波打ち際ではしゃぎ遊んでいたり。
山もいいが、やはり海もいい。森戸川にかかる「みそぎ橋」を渡り、富士山の景色が素晴らしい森戸大明神を参拝。
最終的にコインパーキングもこの辺に停めて正解だった。三浦アルプスを大満足できた1日でした~
帰りはサザン原坊ゆかりの店に寄る
葉山日影茶屋
葉山日影茶屋を訪問。サザンオールスターズの鎌倉物語という曲の歌詞に出てくるお店だ。
日影大福と栗大福を購入し、食べながら車を走らせる。せっかくなので「鎌倉物語」を聴きながら食べてみると、なんとなく大福の味が増した気がした。
サーファーが波を楽しんでいる。江の島が良く見えるタイミングで聞く曲は「希望の轍」が最高に合う。このベタさを、湘南に来たらここぞとばかりに味わうのが最高に気持ち良い。
ル・ミリュウ鎌倉山
由比ヶ浜の海岸線から32号線へ入る。鎌倉大仏高徳院を右に見ながら車で向かうのは「ル・ミリュウ鎌倉山」というお店。
閑静な住宅街に店を構えるこのお店は、サザンオールスターズの原坊こと、原由子さんのお気に入りの店だという。
遅い時間だったのでオープンテラス席は終わってしまっていたが、晴れた昼間はかなり開放感があり気持ちよさそう。店員さんも感じの良い人で、また今度ランチで訪れてみたくなるお店でした。