3日目 茶臼小屋~光岳小屋
茶臼小屋(0:45)⇒茶臼岳(0:50)⇒希望峰(1:40)⇒易老岳(0:45)⇒三吉平(1:20)⇒光岳小屋
4日目 6時間55分
光岳小屋(0:20)⇒光岳(1:10)⇒三吉平(1:20)⇒易老岳(0:45)⇒馬の背(1:25)⇒面平(1:25)⇒易老渡(0:30)⇒便ヶ島広場駐車場
この稜線を見てると、また聖方面に歩いて行きたくなる気持ちになります。次回は光岳から聖岳へ逆回りで歩いてみたい。
仁田岳の山頂に到着。ここもまた360度の大パノラマ。兎・聖・上河内に茶臼岳をプラスした稜線の絶景です。しばらく誰も来なかったので、仁田岳でのんびりコーヒーを飲みながら休憩。贅沢な時間。仁田岳は快適だったな。気軽に来れないのがまたいいね。
易老岳で軽い休憩をとった。易老岳の山頂はシラビソの樹林に囲まれた小広場になっている。虻に襲われながらの休憩になった。携帯用の虫よけスプレーが必要だと改めて感じながら易老岳を後にし、いよいよ光岳へ向かいます。
光岳は、光石や日本最南端のハイマツ群生地など山頂部の散策が楽しい山で、南アルプスの一番南側という事からなのか、とてつもなく遠くに感じていて、登頂もまだしばらく先になるんだろうと思っていた憧れの山だった。シダで綺麗な緑色の登山道をゆるく下っていく。
三吉平を通り、ゴーロの谷筋を上っていく。その名の通り、ゴーロゴロとした岩だらけの上りで、これが意外と長く結構疲れた。
途中で休憩していると、仁田岳ですれ違った高齢の夫婦が元気よく上ってきた。登山は年齢関係ないなとしみじみ思う。どれだけ経験を積んでるかなんだろう。山で使う筋肉も鍛えられているんだろうな。ああいう元気な夫婦を見ると、いつまでも元気に山に登りたいという今後の目標になる。
しばらく上ると、小川とお花畑が目の前に現れた。まさにオアシスのよう。先ほどのご夫婦が「こっちに水場があるよー!」と教えてくれた。この水の美味しいこと!この水場があればゴーロの登りも頑張れますね。
イザルヶ岳に到着。ここからの展望も360度の眺望が楽しめる。木道を亀甲状土をみながら、光岳小屋を目指し歩く。
光岳小屋に到着。テント場は光岳小屋の上下にこじんまりとした感じである。受付を済ませテントを設営し、軽みで光岳の山頂に向かう。光岳小屋から山頂までは20分ぐらい。
光岳山頂に到着。山頂は程よく緑もあっていい感じ。山頂から少し行くと展望台が。さらに少し下ると光石が。存在感のある光石の上に立ち、南アルプスに来たんだと実感する。
光岳小屋に戻り晩御飯の用意だ。光岳小屋の看板メニューはカレーだという。本当は光岳小屋のカレーも食べたかったが、今回は打倒光岳小屋のカレーという事で、持参した無印良品のカレーだ。やはり無印良品は美味い。光岳で食べる無印のカレーはヤバすぎる美味さだ。
ご飯を食べ終わるころには、周囲は雲で覆われ真っ白になったが、茶臼岳から光岳まで全く不満のない最高の1日を過ごせた。
4日目 光岳小屋~易老渡
最終日は朝から雨だったが、テントを撤収した頃には雨は上がった。水場で水を汲み、ゴーロの谷筋を一気に下り、三吉ガレを一気に登り易老岳へ。馬の背、面平を通り易老渡に到着。長い林道を歩いて、無事に芝沢ゲートへ。
帰りに豊岡の道の駅に寄ったが、野菜が激安で驚いた。大量に野菜や果物を購入し、今回の南アルプスの旅は終了。