秀麗富岳十二景の1番に指定されている雁ヶ腹摺山と姥子山へ行ってきた。秀麗富岳十二景を周るのは久しぶりで、8番のお伊勢山の登山以来。天気は快晴、時期的にも空気が澄んでいて、富士山も綺麗にみられるんじゃないかと期待値があがる。
雁ヶ腹摺山・姥子山
雁ヶ腹摺山・姥子山 日帰り 3時間35分
大峠駐車場(1:00)⇒雁ヶ腹摺山(0:45)⇒姥子山(1:10)⇒雁ヶ腹摺山(0:40)⇒大峠
大峠駐車場(1:00)⇒雁ヶ腹摺山(0:45)⇒姥子山(1:10)⇒雁ヶ腹摺山(0:40)⇒大峠
雁ヶ腹摺山
雁ヶ腹摺山登山口がある大峠に到着。登山口にはすでに10台ほどの車が停まっていた。
駐車している車がみんな雁ヶ腹摺山というわけでもなく、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登る起点にもなっている。駐車スペースがいっぱいになったら、路肩に路駐する車が増えそうな道幅の広さ。トイレもあるので安心だ。
登りだしてすぐの所に「麗水御硯水」という水場があるが、この水はかなり冷たく美味しい水なのでぜひ飲んでほしい。
途中につららもあったり、かなり日陰は冷えるが、日向に出るとポカポカと気持ちいい。この日は風もなく、登山指数も最高だった。登山者も多いのか、登山道はかなり歩きやすく、登山初心者に最適な気がする。
雁ヶ腹摺山の頂上
雁ヶ腹摺山の山頂には、ベンチなどはないがスペースは充分にあるので、シートを敷いてお弁当を食べながら富士山をのんびり鑑賞できる。
500円札の富士山
富士山の手前に三つ峠山や滝子山が連なっている。山頂で500円札を持ったお父さんがいたので、実際に見比べてみると全く同じ構図だった。
意外と紙幣のデザインはシンプルだったんだなと、久々に500円札を見て思う。原画の富士山は名取久作という写真家が撮影したもの。
姥子山
雁ヶ腹摺原山から姥子山を目指そう。まずは雁ヶ腹摺山からの長い下りだ。霜が溶け出し、登山道は泥で滑りやすく、靴裏に泥がくっつき歩きずらい。
車道をまたぎ、岩場を進むと姥子山の山頂に到着。
雁ヶ腹摺山より視界が開けて、解放感バツグン。山頂は狭いので、人が多い時はあまりのんびりは出来ないが、周囲の山々の眺めが楽しめて非常に気持ち良い。
大峠からの富士山
姥子山から大峠に戻ると、富士山がいい色に輝きだしている。大峠からでも十分富士山を堪能できるので、雁ヶ腹摺山まで行かなくても全然大丈夫だ。
真木林道は予想以上に道が広く、雁ヶ腹摺山の登山口がある大峠まで快適に車を走らせることが出来た。ただし道路には小さいが落石もチラホラ見かけたので、辺りが暗くなったらさらに注意しながら運転していくこと。