武甲山
武甲山 日帰り4時間15分
一の鳥居(0:30)⇒登山口(1:00)⇒大杉の広場(0:50)⇒武甲山(0:40)⇒大杉の広場(1:15)⇒一の鳥居
一の鳥居(0:30)⇒登山口(1:00)⇒大杉の広場(0:50)⇒武甲山(0:40)⇒大杉の広場(1:15)⇒一の鳥居
二百名山のひとつである武甲山は、サンゴで出来た石灰岩を載せた海山が隆起してできた山。セメントの原料としての採掘は明治期から始まり、関東大震災後の再開発やインフラ整備のために使用された。特に1940年に秩父石灰工業の操業開始以降は、北側斜面の形が大きく変わるほどの採掘が進められ、現在は秩父太平洋セメント・秩父鉱業・菱光石灰工業・武甲鉱業が共同で石灰石を採掘している。
武甲山は「ぶこうざん」が正しい呼び方らしい。武甲山という山名は、日本武尊が登頂し武具や甲冑を岩蔵に納めて、東征の成功を祈願したという伝説から人々に定着している。
武甲山の名前は嶽山・知々夫ヶ嶽・祖父が嶽・武光山・妙見山と変換して今日に至る。
一の鳥居を出発し、カフェや釣り堀沿いを歩き不動滝へ。ここは水場もある。
大杉の広場から一気に御岳神社へ登っていく。
日本武尊が祀られ、狛犬も狼モデル。
武甲山の山頂からは秩父の街や周囲の山々も見渡せる。天気が良ければ両神山・北アルプス・浅間山・谷川岳・日光連山・赤城山・筑波山などの展望が楽しめる。
武甲山から小持山の間には5月上旬ごろにシロバナエンレイソウやアカヤシオが咲く。横瀬町の町花であるチチブイワザクラは、絶滅危惧種のため立ち入り禁止区域にあるそうだ。(2018/12/22)
秩父御嶽山
秩父御嶽山 標高1081m 日帰り登山 4時間25分
強石バス停(0:35)⇒登山道入口(0:35)⇒旧登山道合流地点(0:15)⇒杉ノ峠(0:50)⇒林道出合(0:40)⇒秩父御嶽山(0:40)⇒王滝川源頭(0:50)⇒落合バス停
強石バス停(0:35)⇒登山道入口(0:35)⇒旧登山道合流地点(0:15)⇒杉ノ峠(0:50)⇒林道出合(0:40)⇒秩父御嶽山(0:40)⇒王滝川源頭(0:50)⇒落合バス停
秩父御嶽山は修験行者の普寛導師が江戸末期に開山した山。普寛導師は木曽の御嶽山の開祖としても知られていて、一般人の霊山登山大衆化に尽力した人物。
秩父御嶽山のある大滝村の出身で、普寛神社が生誕の地だ。普寛行者が開いた王滝口は大滝村の名に由来するといわれている。
山頂へ途中の送電線の下に展望スポットがあり、眺めを楽しむ。
秩父御嶽山の山頂には普寛神社の奥社があり、雰囲気のある祠が祀られている。奥秩父の山々の眺めもいい感じだ。
秩父御嶽山は天候などで登山のタイミングがなかなか合わなかったが、そのおかげで秩父観光に時間を費やすことができた。御嶽山の雨天中止などがなかったら、秩父の魅力に気づくのがもう少し遅れていただろう。秩父御嶽山に感謝だ。
帰りは長瀞・月の石もみじ公園のライトアップを見ながら家路についた。(2021/11/20)