青梅丘陵のハイキングコースで二ホンカモシカとバッタリ会う

2021/04/27

歩く


なかなか行けずにいた青梅丘陵のハイキングコースを歩いてきました。約12㎞と長めではありましたが、楽しい時間を過ごせました。青梅最高!

青梅丘陵ハイキングの基本情報

青梅丘陵のハイキングコースは、お手軽なものからロングコースまで様々な楽しみ方が可能です。体力や気分などに合わせてコース選びをしてみてください。

青梅丘陵ハイキングのコースタイム

日帰り 3時間20分

軍畑駅(0:30)⇒榎峠(1:00)⇒三方山(1:00)⇒矢倉台(0:50)⇒青梅駅

今回はJR青梅線の軍畑駅で降り、榎峠口から辛垣城跡を通り青梅駅へ向かうコースです。

青梅丘陵ハイキングへ車で行った場合の駐車場

青梅丘陵へハイキングに行く際の移動手段ですが、今回我々は青梅駅まで車で行き、青梅駅から電車で軍畑へ向かいました。


青梅駅には駐車場の数が比較的多いですので安心ですよ~

青梅丘陵ハイキングへ出発

谷商店は青梅丘陵のオアシス

青梅駅からJR青梅線奥多摩行きの電車に乗り、無人駅の軍畑駅で降ります。

もしハイキングのための行動食やお弁当、飲み物などをうっかり忘れてきた方は、軍畑駅前にある「谷商店」があるので安心です。もう慌てなくていい。

以前、御岳駅から真夏の高水三山縦走でヘロヘロになりながら軍畑駅に戻り、この店のノンアルコールビールとアイスクリームに萌えまくって以来、谷商店は青梅丘陵のオアシスだと勝手に思っています。そこそこなんでも売っている商店で、主人も気さくでいい感じのおじさんだった。軍畑駅に谷商店あり!

軍畑駅から榎峠登山口までは車道

軍畑駅から平溝川沿いの下畑軍畑線を北へ歩きます。

謎の国立奥多摩美術館を越えて進みます。いつもここ通るたびに気になる国立奥多摩美術館。この辺は歩道がないので歩行時は十分車に気を付けて~

国立奥多摩美術館の先の立派な不動明王像と地蔵さん。ここの不動明王像はかっこいいね!そんなことを思いながら榎峠登山口を目指します。

軍畑駅から榎峠登山口まではアスファルトの車道なので、夏場は日差しがキツくて歩くのが大変。この日も暑くて少しバテた。ゆるい登りの道なんで地味にきますね。

バテながらも、平溝通りの分岐あたりに咲き乱れていた藤の花を見ながら登山口を目指します。

榎峠登山口

まだ山道に入ってないのに結構バテました。ほんと夏場のアスファルト歩きは苦手です。とりあえず榎峠登山口に到着。

榎峠登山口からようやく山道に入ります。

登山道は、地主さんの尽力によりかなり整備されていて歩きやすいです。ただ、登りが続くので決して楽ではないと思いますよ。


雷電山

標高494mの雷電山に到着。名前は力強くてかっこいいですが、雷が鳴ったら全力で逃げ出したい場所ですね。

ここは「かたらいの路」の最高地点だそうで、少し開けた北側からは、武甲山をはじめとした奥武蔵山系が望めます。


存在感のある標識がズドンと設置され、ベンチもあります。ここで小休憩して、辛垣城跡へ向かいましょう。

ニホンカモシカと遭遇

雷電山から辛垣城跡へ向かいます。「からかいじょう」と読むんですね。急坂の道を歩いていると前方に何かの気配が・・・


ニホンカモシカです!結構近い距離で見つめ合いました。4、5mぐらいでしょうか。あまりに距離が近かったんで、向かってきた時の防御をどうしようかとかいろいろ考えちゃいました。左の角が折れていたな。戦いのあとってやつか。

朝方に倉岳山でも見かけたから、最近で言ったら鹿よりも遭遇率が高いぞ。


辛垣城跡

思わぬニホンカモシカとの出会いに癒されながら辛垣山へ。

辛垣山の山頂に、青梅地方の豪族三田氏が立て籠もった辛垣城がありました。
北条氏照の滝山入城による、多摩地方の情勢の変化を受けて、1558年頃に築いたと言われています。


1563年、滝山城主北条氏照の軍勢に攻め込まれ落城し、辛垣城主である三田綱秀は埼玉の岩月上に落ちのびました。しかし同年の10月に岩槻城で自害したため、三田一族は滅亡したそうです。

そしてこの辛垣城跡の周辺は、アヤメ科の多年草であるシャガの群生地でもありました。凄い咲いてる!


名郷峠

標高387mの名郷峠です。長尾峠とも呼ばれているみたいですね。


小さな祠と鳥居。丸太のベンチもありました。


三方山になかなか着かず、もう過ぎたのかと不安になっていた所で到着。


三方山の山頂には、特に休めるベンチなどはなかった。歩き疲れた親子が、山頂で地面に横たわって無警戒で熟睡していたのが印象的だった。それぐらい結構疲れるコースだと思うよ~

物見櫓(矢倉台)

青梅市の指定史跡である物見櫓に着いた。


物見櫓(矢倉台)は、豪族の三田氏が築いた辛垣城から南東の約3kmに置かれた、戦略上とても重要な物見の場所だったそうです。なので眺めは良いです。

物見櫓の休憩所から青梅駅までのハイキングコースには、休憩所が充実しています。コースも非常に歩きやすいです。

叢雨橋(むらさめばし)を渡り、枝間の富士や川苔山を眺めるポイントを越え、第一休憩所へ。


第四まである休憩所ですが、やはり第一休憩所の眺めが一番良いです。塩船観音寺も近くに見え、天気が良ければ筑波山も良く見えるそうです。


第一休憩所から永山公園を通り、線路を越えて無事に青梅駅に到着。

青梅丘陵は気持ち良いハイキングコースでした


ハイキングコースとはいえ、軍畑から物見櫓まではなかなか大変だった。とくに軍畑駅から榎峠登山口までのアスファルトね。でも非常に歩きがいのある気持ちの良いコースでした!!

運動不足の人は無理せずに、青梅から宮ノ平までのコースを楽しんでください。休憩所もたくさんあり、登山道も緩やかで気持ちいいですよ~(^^♪


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