埼玉の大霧山へ行ってきました!大霧山は特に登山口駐車場がありませんが、知人が「彩の国ふれあい広場」に行くついでに連れていってもらいました~。ラッキー♪
大霧山
大霧山のコースタイム
大霧山 標高767m 日帰り1時間20分
天空の展望台(0:15)⇒粥仁田峠(0:30)⇒大霧山(0:20)⇒粥仁田峠(0:15)⇒天空の展望台
天空の展望台を出発
天空の展望台は人気スポットで、眺めが最高!この日は霞がかって展望はいまいちでしたが、ドライブコースとしても人気があるエリアみたい。
粥仁田峠へはしばらく車道歩き。
途中で松ぼっくりみたいな実を発見したんですが、どこ探しても松の木が見当たらない。葉っぱを見ると、松ではないよな。松ぼっくりのような実って調べると「ハンノキ」とか「ヒメヤシャブ」とか出てくるんだけど、なんか微妙に違うんだよな~。もしかしたらどこかに松の木があったのか?
粥仁田峠
マイカーで大霧山に行く場合、粥仁田峠の近くに路肩スペースがあるので、そこから大霧山をピストンする人が多いそうです。
東屋もあり絶好の休憩ポイントですね。
そして粥仁田峠には、粥仁田地蔵尊が建立されています。
1884年に秩父事件がありました。政府に減税などを訴え、自由党員と農民の武装蜂起した歴史的事件は、この粥仁田峠で鎮台兵と戦い敗れ本体が解散します。この粥仁田峠は、秩父事件の重要な場所だったんですね。粥仁田の地蔵様には、自由を求めて戦った農民たちへの鎮魂の思いが込められているんです。
モミジイチゴ
大霧山の山頂手前付近に、可愛い黄色の木の実がなっているぞ。
モミジイチゴです。甘酸っぱくて美味しいんですよね~。別名は「キイチゴ」で、北海道や本州に自生しています。葉っぱがモミジに似ていることからモミジイチゴと呼ばれてるんだよね。葉っぱや茎は棘があるから注意してね!
大霧山の山頂
粥仁田峠から30分ほどで、大霧山の山頂に到着。
大霧山の山頂にはベンチが数基あり、武甲山から日光の山々の眺めが最高です♪お弁当を持って気軽に登りに来たい山ですね。
からっ風カリン
大霧山の山頂で、上州菓匠青柳の「からっ風カリン」を食べてみました。群馬の鳴神山で食べた「赤城バーム」を販売しているお店ですね。
熟成の焦がし蜜を練り込んだカリッとした皮に、青柳特製のこし餡が詰まったお菓子。山での当分補給に最適すぎるじゃないか~。
ちなみに「からっ風」は群馬が有名で、冬から春にかけて北西から関東に吹き付ける季節風の事です。日本海側の風だから、仙ノ倉山・苗場山・白砂山・草津白根山などを越えて吹き降ろされる冷たく強烈な風って感じですかね。
赤城おろしって言葉もありますが、こちらは赤城山の北側から吹き降ろす風の事で、一般的に群馬で言われる空っ風とはまた別の風だそうです。
大霧山は比企三山のひとつ
山頂から南へ少し下ると、左手に牧草地が見えてきます。ここからは笠山や堂平山の眺めが良かったよ。
笠山と堂平山は、大霧山を含めて「比企三山」と呼ばれています。この二つの山もそのうち登ってみたいですね。
この日の大霧山は雲も多く、眺めは微妙でした。でも天気が良ければ最高の景色が楽しめますよ~(^^♪