古町温泉から燧ケ岳と檜枝岐温泉をめぐる

2016/10/02

温泉 登山 福島

赤岩荘の内湯(古町温泉)

何度か尾瀬には来ていますが、近くにこんな素敵な温泉があるとは盲点でした。南会津町伊南、古町温泉。いやあ、いい湯だった!

まずこのエリアが剣道で有名だということに驚いたけど・・・

古町温泉の赤岩荘へ!

赤岩荘の基本情報

  • 住所 福島県南会津郡南会津町古町字太子堂186-2
  • 電話 0241-76-2833
  • 営業 9:30~20:00
  • 休館 水曜
  • 料金 大人450円 小人100円
  • 駐車 あり
  • 石鹸 シャンプーもあり
  • 泉質 ナトリウムー塩化物泉 

鉄分豊富なこの色を見たら全て理解出来ちゃいますね!解放感あるし、熱めが好きなんで温度もちょうど良い・・・

いや、結構熱いです。熱いの苦手な人は湯口から離れて入って下さいね。

赤岩荘の露天風呂(古町温泉)

こういう雰囲気の温泉って、石鹸やシャンプーが無いイメージだけど、この赤岩荘はその辺が揃っているから嬉しい。洗い場は2カ所ありました。

食事処も休憩処も広くてのんびりできます。地元のおじさんが注文していたラーメン。シンプルな感じの醤油ラーメンなんだけれど妙に美味しそうに感じる。風呂上りのラーメンってのは、どうしてあんなに美味いのか。

しばらく休憩処で休み、露天でもう充分満足しているのだが内湯へ。もちろん内湯も最高!古町温泉の赤岩荘、文句なしのお湯でした!

宮床湿原

南会津町の天然記念物「宮床湿原」に立ち寄りました。

湿原には低層・中間・高層の3種類に分類されるのですが、この宮床湿原は3種類の湿原がコンパクトにまとまっている貴重な場所なんです。

宮床湿原の案内図
ただ・・・そこまで湿原に興味ないしなあ。

翌日には燧ケ岳へ登り湿原もたくさん見るんだろうし、今日は湿原じゃなくてもいいだろうと密かに思いましたが、バッシーがどうしてもと言うんで付き合いました。

湿原入口付近に数台の駐車スペースあり。10分ほど登り湿原に到着です。

宮床湿原

高層湿原からスタート。広い湿原の一面が見渡せる木道の上を歩きます。

80ヘクタールの面積を誇る宮床湿原ですが、日の入りも近づいていたので、なんとなく低層湿原あたりまで辿り着いたと判断し木道をUターンします。

とりあえず3層の湿原の上は歩いたはずです。ミズバショウの咲く季節に歩いたらかなり気持ちいいと思いますよ!

せめて花ぐらいは咲いていてもらわないと、やっぱり味気ないですね。私たちは順番が逆になりましたが、宮床湿原を探索した後に、古町温泉でゆったりするのがオススメ!

燧ヶ岳

燧ケ岳コースタイム

標高2356m(福島県)日帰り

  6:15 御池駐車場 ~(50分)~
  7:05 広沢田代 ~(50分)~
  7:55 熊沢田代 ~(80分)~
  9:15 俎嵓    

  9:50 俎嵓 ~(25分)~
10:15 柴安嵓~(40分)~
10:55 長英8合目 ~(120分)~
12:50 尾瀬沼分岐 ~(90分)~
14:20 沼山峠

【total 7時間55分】

御池口駐車場~俎嵓

東北地方の最高峰、燧ケ岳へ!前回は雨で登山を断念してるので、今回はリベンジ。

しかし天気は曇り。なかなかうまくいきませんが、もし雨が激しくなれば登山は諦め、湿原歩きを楽しめばいいので気楽なもんです。

前日に御池口駐車場へ入っているので余裕の出発。まだ雨は降っていないので、少しペースを上げて進みましたが、やはり降り出しました。そこまで強い雨ではありませんでしたが、熊沢田代でカッパに着替え進みます。

周りの景色も見えないので一気に山頂を目指し、下りて温泉に浸かりましょう。

俎嵓~柴安嵓

俎嵓(まないたぐら)で休憩。もちろん景色は全く見えませんが、それでも登山者が多いのはさすが尾瀬!雨が上がっただけでも嬉しいですね。絶景はまた次回の楽しみにしましょう。

俎嵓より10m高い柴安嵓(しばやすぐら)へ向かい、ついに燧ケ岳の最高地点に到着!ちなみに燧ケ岳は柴安嵓、俎嵓、赤ナグレ岳、ミノブチ岳、御池岳の5つの山から成っています。

燧ケ岳山頂

あいかわらず雲の中の風景。よし、早く下りて温泉いきましょう。

そういえば山頂付近のコース案内がいまいち不明瞭で、ルートがいまいちよく解りませんでした。

燧ケ岳の少しわかりずらい案内板

確かに岩に補足的にペンキで「ヌマ」とか「ハラ」とかの記載はあったけど、
山慣れしていない人は迷いそうな気がしますね。
 
下山コースに不安を感じたら、ほかの登山客に聞いて確認した方がいいかもしれません。

大江湿原

長英新道を下りていくと、燧ケ岳を覆う雲から脱出し尾瀬沼が見えてきました!やっぱり景色は重要。少しテンション回復です。

三本のカラマツと燧ケ岳

尾瀬沼に到着、三本のカラマツが見えてきました!バッシーが大好きな場所なんで、ここからしばらく写真撮影の時間になります。本当にシチュエーションが素晴らしい場所。

三本のカラマツ付近からの尾瀬沼
カメラなんて初心者以下なレベルですが、なぜか尾瀬では自分がプロのカメラマンにでもなったかのような気分になれるのがいいです。やっぱり被写体は重要。

こんな素晴らしい尾瀬を開拓した平野さんの墓と、その後ろにそびえる燧ケ岳を眺めながら木道を歩きます。元気な韓国の観光客の団体さんも写真撮りまくりです。

燧ケ岳はあいにくの天気で残念でしたが、帰りの大江湿原では最高の時間を過ごせたので満足でした。次回は山頂からの眺めに期待!

駒の湯(桧枝岐温泉)

駒の湯の基本情報

住所 福島県南会津郡桧枝岐村下ノ原839-1
電話 0241-75-2655
営業 4/1~4/28は12:00~20:00
   4/29~11/13は6:00~21:00
         11/14~3/31は12:00~20:00
休館 無休(水曜午前)
料金 大人500円 小人250円
駐車 あり
石鹸 シャンプーもあり
泉質 アルカリ性単純泉

風呂もいいし蕎麦も美味いし、本当に檜枝岐は楽しいイメージしかない。前回は登山口から近い燧の湯で汗を流してきたが、今回は余裕を持って駒の湯へ初入湯だ。

桧枝岐村役場の近くにあります。駐車場も広く、10台ぐらい停められたと思います。外観は建て直したのか新しい感じ。

駒の湯外観(桧枝岐温泉)

浴槽はかなり大きめで、尾瀬の観光シーズンに立ち寄ってもまず大丈夫そうな感じ。

さらに露天風呂もあるんで、余裕をもってゆったり出来そうです。熱めの湯で体の疲れをたっぷりほぐしちゃいましょう!

駒の湯の内湯(桧枝岐温泉)

桧枝岐の郷土料理

桧枝岐に行くと、蕎麦屋の「まる屋」に何度か立ち寄ってます。尾瀬歩きの体にさっぱりな蕎麦が沁みますね。

桧枝岐村の郷土料理である「裁ちそば」はオススメ。こねた蕎麦粉を数枚重ねて、布を裁断するように手前に引いて切るということから「裁ちそば」というそうです。

裁ち蕎麦は桧枝岐の郷土料理です

他に「はっとう」という郷土料理も楽しめます。もち米と蕎麦粉を混ぜて練ったものを菱形に切り、茹でてキナ粉やエゴマをまぶした料理。名前の由来が「御法度」からきてるそうなんです。

むかし桧枝岐村が凶作になり、調査に来た役人がこれを食べたところ、あまりにも美味しく、「こんな贅沢品を普段から食べるなど許さん!祝い事の日のみOKとする!」ってのが由来とのこと。

尾瀬に行くならアクセスの良い鳩待峠からのプランもいいけど、のんびり檜枝岐を堪能するのもアリですよ!

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