群馬県のみなかみ町にある吾妻屋山へ行ってきました。
吾妻屋山は「ぐんま百名山」のひとつで、谷川連峰の眺めが素晴らしいとのこと。期待して山頂へ向かいます。
吾妻屋山
吾妻屋山のコースタイム
吾妻屋山 標高1332m 日帰り2時間25分
仏岩ポケットパーク(0:25)⇒赤谷越(1:00)⇒吾妻屋山(0:45)⇒赤谷越(0:15)⇒仏岩ポケットパーク
仏岩越え
関越道の水上インターを降り、土合方面へ北上。相俣湯原線を進み、仏岩トンネル手前にある「仏岩ポケットパーク」という駐車スペースに車を停め、東屋の脇にある吾妻屋山の登山道を登っていきます。
登山道は意外と急坂で、所々岩がむき出しになっていてちょっと滑る箇所もありました。
まずは赤谷越(仏岩峠)を目指し進んでいきましょう。
現在は仏岩トンネルが開通されて水上と猿ヶ京の往来は楽になりましたが、以前はこの赤谷越(仏岩峠)を越えていくルートで抜けていたそうです。
仏岩に到着
仏岩に到着! 仏岩は、修行僧が法衣を着ている姿に見えることからこう呼ばれているそう。
しかし木々や葉で仏岩の全容が見えない。
しっかり仏岩が確認できるポイントはあるのだろうか。冬の落葉時期には見えるのかな?
結局よくわからないまま、吾妻屋山を目指し歩き出します。
吾妻屋山のヤマビル
バッシーが足に違和感を覚え確認すると、ヒルにやられていました…泣
ヤマビルの事は全く警戒していなかったんで、塩もライターも持参していなかった。
危険だけどデコピンでヤマビルを除去!まさかヤマビルがいるとは想定外でした。
ヤマビルに噛まれたら、塩や忌避剤、消毒用エタノールでヤマビルを弱らせて、自然に離れるのを待ちましょう。身体から離れたら踏みつぶして退治します。
強引に離すと噛まれた牙が折れて、体内にヤマビルの牙が残ることがあるので注意です。
吾妻屋神社
ヤマビルの攻撃を受けながらも、無事に吾妻屋山の山頂に到着。山頂には吾妻屋神社の石殿が3社並んでいます。
かつて沼田城主の真田伊賀守が、吾妻屋山の山頂に立派な3社の吾妻屋神社神殿を建立します。
現在の石殿は1社ずつ各地域がそれぞれ建立していて、向かって左の祠は相俣村が建立。
中央の祠は羽場・荒巻村が、右の祠は石倉・小川・寺間村・月夜野町が建立していて、それぞれの祠に地名が彫られています。
地名の他には真田家の家紋である六連銭(むつれんせん)も。
六文銭(ろくもんせん)という呼び名の方が浸透してる気がするけど、家紋としては六連銭と呼ぶのが正しいそうですよ。
山頂からの展望
吾妻屋山の山頂からは、白毛門や朝日岳、谷川岳から万太郎山や仙ノ倉山などの、谷川連峰の雄大な景色が堪能できる最強スポット!
この日はちょっと曇り気味だったけど、またいい時期に登ってみたいと思わせる山ですね。
吾妻屋山ではヤマビル対策を忘れずに
登山口駐車場に戻り靴を履き替えると… 今度はなんと私がヒルにやられていた泣 2人してヤマビル被害にあってしまい、ちょっとショック(T-T)
5月から11月ぐらいがヤマビルの活動期といいますので、ヒルの生息する山に行く際は、しっかりと靴に忌避剤を噴射するなどの防御対策をしてください。