奈良倉山
奈良倉山 日帰り1時間15分
松姫峠(0:40)⇒奈良倉山(0:30)⇒松姫峠
松姫峠(0:40)⇒奈良倉山(0:30)⇒松姫峠
秀麗富嶽十二景のひとつ、奈良倉山へ。多摩源流小菅村の大きな看板がある松姫峠駐車場には、8台ほどの車が停車できトイレもある。
奈良倉山の山頂は小さい広場になっていて、樹林に囲まれ展望はなし。奈良倉山を境界にして桂川北岸の山々と奥多摩の山々に分かれ、多摩川と相模川の分水嶺となっている。山頂から少し行ったところに展望の良い場所があった。
松姫峠
松姫は武田信玄の六女で、1561年生まれ。7歳で織田信長の長男信勝と婚約するが、両家の対立により破断。松姫が20歳の時、武田氏は滅亡。兄の信盛は伊那の高遠で、武田勝頼は田野で絶命することになるが、この甲州攻めの先鋒が松姫の元婚約者の信勝だった。
松姫は塩山から八王子へ落ちのびるが、ルートは諸説ある。そのひとつに、牛ノ寝通りを東に進んで奈良倉山を抜けたというルートから、この場所が松姫峠と名付けられているそう。松姫は八王子で甲州の織物を伝え、織物産地としての礎となった。