【テント泊】蝶ヶ岳から常念岳の稜線歩きは間違いない【北アルプス】

2017/06/24

長野 登山

蝶ヶ岳から常念岳の稜線

蝶ヶ岳から常念岳をテント泊で周回してきました。蝶ヶ岳は何度か行っていますが、常念岳は初なので楽しみだ~♪

1日目蝶ヶ岳

1日目コースタイム total 5時間

三股駐車場(2:20)⇒まめうち平(2:40)⇒蝶ヶ岳ヒュッテ

三股の駐車場から歩いて20分、三股に到着。ここが蝶ヶ岳と常念岳の登山口で、標高は1350mの所にあります。

三股

「山にベテランはいない」という注意喚起の貼り紙などを見ると、気持ちが引き締まりますね。油断大敵。「山岳保険に入りましょう」というポスターもあり、こういうのちゃんと入らないとな、と今更ながら考えます。

さあ、登山計画書をポストに入れて、まずは蝶ヶ岳へ出発!

ゴジラの木

常念岳の分岐を越え吊橋を渡り、三股から歩いて30分ほどで、蝶ヶ岳の有名スポット「ゴジラの木」に到着。

常念岳

ゴジラを抜けると視界が開け、常念岳が見えてきました。 

標高1900mのまめうち平で軽く休憩。いい感じのベンチも何基かありました。

まめうち平

まめうち平からは基本的に展望のない登りを延々と歩いて、標高2140mの蝶沢でひと休み。手作りの看板がいい感じ! 

蝶沢

まだ雪渓も残っている箇所があり、慎重に歩いて行きます。

蝶ヶ岳に到着

蝶ヶ岳周辺の登山道

だんだん視界も開け北アルプスの風景が見えてくれば、もう疲れは吹き飛びます。一気に登り、目の前に穂高連峰と槍!

穂高連峰と槍ヶ岳

14時30分、蝶ヶ岳ヒュッテのテント場に到着です。到着時、テント場には5張のテントが張られていて、みんなソロの方たちでした。

広いテント場なんで、今夜はゆったりのんびり蝶ヶ岳からの眺めをを楽しめそうです。

蝶ヶ岳ヒュッテ

蝶ヶ岳ヒュッテでテントの受付を済ませ、テントを設営。テント泊の料金は1人1泊700円で、小屋泊は1泊2食で1人9500円。カーテンの仕切りもあって、なかなかよさげな小屋だったから、今度泊まってみたいなと思います。

穂高と槍を見ながらコーヒータイム。ミヤマキンポウゲも可愛く咲いているよ。

ミヤマキンポウゲと穂高連峰

疲れたのでちょっと昼寝・・・ 気持ち良くて結構寝ちゃいました。

気づいたらガスがかかって、辺りは真っ白に。

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場

そんな感じで1日目は終了。明日は天気もいいらしいから期待しましょう。 

2日目常念岳

2日目常念岳 total 11時間50分

蝶ヶ岳(1:00)⇒蝶槍(1:10)⇒2592mピーク(2:20)⇒常念岳(1:00)⇒前常念岳(1:30)⇒急登手前(2:50)⇒三股駐車場

蝶ヶ岳ヒュッテから常念岳へ

蝶ヶ岳の朝

4時起床。蝶ヶ岳は予報通りの空でテンション上がってきます。温かいコーヒーを飲みながら、北アルプスの朝を堪能。

槍ヶ岳と、今日歩く常念岳も姿を現します。

蝶ヶ岳山頂からの常念岳

太陽に照らされ、ピンクがかった穂高や槍が画になります。蝶ヶ岳からの風景は本当に素晴らしい。
朝の穂高連峰

朝食を済ませ、6時に蝶ヶ岳ヒュッテを出発。

蝶ヶ岳の稜線を歩く女

避雷針の近くにある方位盤を越え、目指すは常念岳。空気が澄んでて気持ちいい!静かな朝の北アルプスを歩きます。ダイナミックな風景に感動。

蝶槍

平坦な大きい広場にある蝶ヶ岳三角点を越え、岩峰の蝶槍へ。「TOP」の文字がいいね。

蝶槍の頂上からの風景

途中に雪の残る道を歩き、祐太が雪を踏み抜いてはしゃいでいる。雪解けの季節だから、気を付けて歩きなさい。

2592mピークの看板

展望の良い2592mピークで中休憩。 

常念岳の山容

そしてついに常念岳が目の前に!最後は岩や砂礫の登りを進みますよ。

疲れてはいるけど・・・振り返るとこれまた絶景だ!

蝶ヶ岳からの稜線

でもまずは常念岳の急坂を登らなくては。ラストスパートです!

常念岳周辺からの穂高連峰

常念岳の山頂

常念岳を登る女

ついに常念岳に到着!祠がある山頂は狭いから、少し下に下りればどこも特等席になるので安心。最高の景色!

常念岳からの風景

常念岳からは槍ヶ岳が近くに見え、大天井岳や燕岳の稜線がまた最高なんです。歩きたくなる稜線で、いつか必ず行ってみたいな。

常念岳で休憩する女

北アルプスの絶景を堪能し、名残惜しみながら常念岳を後にします。山頂からすぐの所に三股への分岐があります。ああ、もう下りるのか~

常念岳の三股道標

迫力の雪渓を右に見ながら前常念岳を目指し歩いていきます。岩々な道なので、膝に注意してね。

前常念岳に到着。赤い屋根の石室のような避難小屋があります。
 
前常念岳の避難小屋

前常念岳から一気に三股へ下っていきます。常念岳から三股の間は水場が無いので、夏場は水分の確保と調整をしっかり。 

蝶ヶ岳と常念岳は最高のルート

今回の蝶ヶ岳&常念岳のテント泊は、天気も良くケガもなく最高の時間を過ごせました。

蝶ヶ岳の山頂の朝

次回は常念岳から大天井岳の稜線歩きもいいな。何度来ても飽きない北アルプスでした~(^^♪

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