【湯野浜】鳥海山との絶景と温泉に癒される【赤湯】

2016/08/28

温泉 山形 登山

鳥海山方面

燧ケ岳に次いで、東北地方で2番目に高い山がこの鳥海山。天気も快晴、おもいっきり楽しみましょう!

でも、山頂は雲がかかってるな・・・

鳥海山

鳥海山コースタイム

標高2236m(山形県)日帰り

  6:25 鉾立駐車場 ~(70分)~ 
  7:35 賽の河原 ~(25分)~
  8:00 御浜小屋 ~(85分)~
  9:25 外輪山・千蛇谷分岐 ~(95分)~
11:00 大物忌神社 ~(40分)~
11:40 鳥海山(新山) ~(30分)~
12:10 大物忌神社

12:50 大物忌神社 ~(85分)~
14:15 文殊岳 ~(45分)~
15:00 外輪・千蛇谷分岐 ~(40分)~
15:40 鳥ノ海分岐 ~(50分)~
16:30 御浜小屋 ~(30分)~
17:00 賽の河原 ~(50分)~
17:50 鉾立駐車場

【total 11時間25分】

鉾立駐車場からスタート。日本海を眺めながらの贅沢な登山です。

山に登らなくても、すでに駐車場が展望台になってるので、絶景を気軽に楽しむことが出来ますよ。

日本海

そうこうしてる内に御浜小屋に到着。何かのレースがあるのか、係員のような人をこの辺から多数見かけるようになります。すると、下から颯爽と走り登ってくる人が!

どうやらこの日は「SEA TO SUMMIT」という大会が開催されているようで、西浜海岸からカヤックで4km、自転車で21km、そして鳥海山大物忌神社(鳥海小屋)までを登山7kmという、海から山への鉄人レースです。

参加費は10800円。体力に自信のある方はぜひチャレンジだ!

鳥海湖を眺め小休憩の後、先へ進みます。
 
千蛇谷

千蛇谷には大き目の雪渓がまだ残っており、そこを横断。そこから一気に登り、大物忌神社に到着!

レースを終えた鉄人たちも体を休めています。おつかれさまです!

新山(鳥海山)

さあ、僕たちはさらに上を目指します。鳥海小屋までは緑が多かったのが一変、岩岩な風景に変わります。

山頂まであと少し、ペンキを目印にどんどん登ります。

鳥海山の山頂

鳥海山の頂上です!頂上付近はさらに岩がゴロゴロしているので、歩行には充分注意です。あいにくガスがかかって視界は悪かったですが、たまに青空が見え隠れしてました。

頂上は狭いので、小屋付近まで戻り昼食タイム。バッシーの実家から頂いた梨が最高!こういう瑞々しい果物は、山では本当にごちそうです。

家にあったシーチキンの缶詰を開けようとすると、バッシーがニヤニヤしながら「鳥海だけにシーチキン?」と聞いてきましたが、ここは聞こえないふりをしました。

鳥海小屋~鳥海湖

小屋まで下りてくると雲はなく青空が広がっていました。頂上の雲だけは最後まで取れませんでしたが仕方ない。

行者岳を経由して歩き出します。ガスがかかり見えませんでしたが、南側は「湯ノ台口」という登山コースがあり、夏でも「心」の字の形に雪が残る「心字雪渓」があるそう。

次回はリベンジも兼ね、湯ノ台口から登ってみようと思います。鳥海山は全体的に緩やかな登山道が多いので、景色を楽しみながらゆったりと楽しめます。

鳥海湖~鉾立

体力的にも余裕があったので、帰りは鳥海池を周回するコースを選んで歩いてみました。

鳥海湖

遠回りになるが、体力にも余裕があるなら歩いて損はないルート。

かなり風が強くなってきましたが、日本海が一望の最高なシチュエーションなので文句は言えません。

そんな風の強い小屋の近くでテントが一張。日本海を眺めながらのテント泊は確かに憧れますね。

大海原を前にしながら登山道を下り、鉾立駐車場に到着。

海に沈むサンセットを見るという最高のエンディングを期待していましたが、日の入り直前、太陽に雲がかかってしまいました。サンセット目的で駐車場に来ている人たちからも落胆の声が。

しかしサンセットは見れなくても充分満足な1日。鳥海山、最高の山でした!

湯野浜上区公衆浴場(湯野浜温泉)


住所 山形県南陽市赤湯392
電話 0238-43-2156
営業 6:00~12:00 14:30~21:30(受付21:00)
休館 火曜
料金 100円
駐車 あり
石鹸 なし
泉質 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉

最高の鳥海山登山を終え、目指す温泉は山形県の湯野浜温泉。

以前にも来たことはありましたが、かなり遅い時間に到着したため、閉館で入ることが出来なかった苦い思い出のある場所です。

サンセットを見れずじまいだった僕たちは、とりあえず何か食べたいということで、酒田の回転寿司で腹を満たし湯野浜へ急ぎます。

山居倉庫

湯野浜温泉に向かう途中、なにやらライトアップされて綺麗な倉庫群が見えてきました。

米処のこの地で、たくさんの米を低温で蓄えておける山居倉庫という貯蔵施設です。

山居倉庫

明治26年に建てられた自然をうまく融合させた保管所とのこと。確かに大きなケヤキ並木が倉庫を囲って高温から守ってたり、輸送に便利そうな水路が脇にあったりとか、いろいろ考えて造られてるんだなあと感心。

時間がない。湯野浜へ急ぎましょう。

湯野浜上区公衆浴場

受付終了ギリギリに入館。外観に「ゆ」の文字が目印です。駐車場は数台停められそう。

湯野浜上区公衆浴場

やはり本物の温泉は違う!

無色透明な熱めのお湯で、成分中の塩分が体に付着し汗の蒸発を防ぐため、しばらくの間ポカポカな状態が続きました。

気持ち良すぎて、夜中に窓を開け車を走らせてたほど。ここの他に下区にも公衆浴場があるそうです。

湯野浜温泉は間違いない!

とわの湯(赤湯温泉)

住所 山形県南陽市赤湯362
電話 0238-43-2156
営業 6:00~12:00、14:30~21:30
休館 火曜
料金 100円
駐車 あり
石鹸 なし
泉質 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉

山形蔵王温泉で朝風呂も考えましたが、スムーズに赤湯駅で「牛肉どまん中」を購入し、そのまま喜多方で朝ラーをしたかったので赤湯温泉で車中泊。

しかし始動が早すぎ、駅の売店がまだ開いてないという事態。さすがに6時は早すぎたか・・・

とりあえず6時から入れる公衆浴場へ!

赤湯の公衆浴場

開湯900年の歴史ある湯治場、赤湯温泉。八幡太郎で有名な源義家の弟、義綱が見つけた温泉だそうです。

この「とわの湯」も味のある公衆浴場でした。名前の由来は昭和18(とわ)年に出来た事から来てるそうで、町民の方たちが考えてつけた名前だそうです。なんだか癒されるエピソードですよね。

とわの湯(赤湯温泉)

朝早くから地元の方々で賑わう癒しスポット。源泉かけ流しのお湯は熱めで、目覚めには丁度良いお湯。

こういう最高のにごり湯を100円で味わってしまうと、もう都会の、ただ高いだけのスーパー銭湯は入れなくなります。

他にも赤湯には公衆浴場がたくさんあるんで、もう一軒ぐらい公衆浴場に入るつもりでしたが、このとわの湯だけで充分満足。それだけ温泉の質が良い証拠なんでしょう。

赤湯温泉、またぜひ立ち寄りたくなる温泉地です!

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