八ヶ岳連峰の最南端に位置し、丸みを帯びた編笠山山容の編笠山。険しい岩稜ながら、花で賑わう権現岳。
雄大な展望と高山植物に恵まれた、八ヶ岳南部の2峰へ出発!
編笠山・権現岳
権現岳コースタイム
標高2715m(山梨・長野)日帰り
6:15 観音平 ~(55分)~
7:10 雲海 ~(40分)~
7:50 押手川 ~(90分)~
9:20 編笠山
10:25 編笠山 ~(45分)~
11:10 青年小屋 ~(120分)~
13:10 権現岳 ~(60分)~
14:10 三ッ頭 ~(85分)~
15:35 木戸口公園 ~(20分)~
15:55 ヘリポート跡 ~(80分)~
17:15 八ヶ岳横断歩道 ~(35分)~
17:50 観音平
【total 11時間35分】
6:15 観音平 ~(55分)~
7:10 雲海 ~(40分)~
7:50 押手川 ~(90分)~
9:20 編笠山
10:25 編笠山 ~(45分)~
11:10 青年小屋 ~(120分)~
13:10 権現岳 ~(60分)~
14:10 三ッ頭 ~(85分)~
15:35 木戸口公園 ~(20分)~
15:55 ヘリポート跡 ~(80分)~
17:15 八ヶ岳横断歩道 ~(35分)~
17:50 観音平
【total 11時間35分】
テント泊を中止して観音平から編笠山へ
当初は編笠山を越え、青年小屋でテント泊の予定でした。しかし観音平駐車場で車中泊の段階で非常に寒く、テント泊の中止を決めました。駐車場での寒さに耐えられなければ、テント泊など無理!編笠山と権現岳の日帰り登山に変更しました。
観音平を出発
天気は快晴!雪も残り、登山道は所々凍っていましたが、アイゼンを使用するほどでもなく、快適に編笠山を目指し登っていきます。
樹林帯を越え、森林限界に出ると視界が変化していきます。振り返れば南アルプス!
樹林帯を越え、森林限界に出ると視界が変化していきます。振り返れば南アルプス!
雄大な景色をバックに急坂を登ります。頂上まではもう少し!シャクナゲが茂る斜面を必死に登り、編笠山の山頂に到着!
登頂と同時に視界に飛び込んでくる八ヶ岳の山々!最高の眺め!
編笠山は、雑誌の写真を見てからずっと気になっていた山でしたが、実際に自分の目で見ると山の迫力に圧倒されまくりです!
八ヶ岳という山は、どれを登ってもハズレが無い気がします。開放感も周囲の眺望も最高!
チクテベーカリー
天気も良く風も穏やかな中で休憩しましょう。このシチュエーションを想定して購入してきた「チクテベーカリー」のパン。編笠山の頂上で食べるパンの味は、もちろん普段の倍の美味さ!青年小屋の雰囲気が最高
腹も満たし、この日に泊まる予定だった青年小屋へ!その先には権現岳が待ち構えています。トタンの感じがいいです!「遠い飲み屋」の赤ちょうちんがぶら下がっています。たしかに遠いよな~
ここの飲み屋(山小屋)は、普通にボトルキープも出来るとのこと!体力があり酒好きな方は通ってみるのもいいですね。
青年小屋の裏にテント場があります。結構広くていい感じ。テント場の下見を済ませ、権現岳を目指します!
青年小屋からギボシを通って権現岳を目指す
右が権現岳。左がギボシ。権現岳に行くには、まずギボシを通らなくてはいけません・・・なかなかグッとくる眺めです。バッシーはこういうとき、妙にスタスタと歩いていくんだよな。テンションが上がるんでしょうか。こっちはもう、すでに膝にキテますからね。もう結構前から。ほんとバッシーは元気だ。
ガレ場は足元に注意して進みましょう。ギボシは山頂を巻いて行くので少しホッとしますが、ヘルメット着用が間違いないですね。ガレ場の道を登りギボシを超えると、赤岳や阿弥陀岳が目の前に現れます。近い!ここまでくると、赤岳や阿弥陀岳がいっそう大きく見えます。
近い!ここまでくると、赤岳や阿弥陀岳がいっそう大きく見えます!素晴らしい光景!
権現小屋の脇を通り、さらに登ります。山頂は目の前だ!
岩々な権現岳山頂は強風でした
権現岳に到着!権現岳の山頂は大きな岩で形成されていて、足場もなく狭いです。ベンチなんてものはありません。風も強かったので、早めに権現岳の山頂を後にしました。
権現岳と赤岳。三ツ頭付近からの眺望も最高で、何度も後ろを振り返りながら下山します。権現岳の峻険な感じがいいです。
権現岳側からの八ヶ岳の展望も最高ですが、編笠山やギボシや権現岳の山容も個性的で楽しいです。下るのが名残惜しい。
トレーニング不足で疲労困憊
それにしても、ヘリポート跡付近からの下りが長く感じました。長い時間を歩き続けて、体力の消耗が激しい・・・そろそろ日頃の不摂生な生活も、真剣に改善していかないとな。植林帯の中を歩きます。この光景が全く変わらないような錯覚に陥りました。本当に長く感じたな・・・
早く分岐に出たかったからか、何度も何度も分岐の道標の幻を見ました。
八ヶ岳横断歩道の分岐に出た時の感動は忘れられない!なんとか駐車場へ戻ってきました。さすがに疲れた!
次回は無理せず青年小屋でテント泊なり小屋迫なり1泊2日で、もっとのんびり八ヶ岳を楽しもうと思います(^^;)