【新潟】苗場山の山頂湿原に感動!極上の温泉を巡る【赤湯】

2016/02/18

温泉 新潟 登山

苗場山8合目付近

山頂湿原を抱く信越の名山、苗場山へ!残念ながら群馬側からの登山は雨天中止。

日を改めて新潟、小赤沢コースからアタック。そこには想像を絶する広大で素晴らしい景色が!

山口館(赤湯温泉)

2012/7/8
住所 新潟県南魚沼郡湯沢町三国475
電話 025-772-4125
営業 10:00~14:00
休館 冬季(要確認) 
料金 500円
風呂 混浴(露天)
駐車 野店駐車場から徒歩2時間
石鹸 なし
泉質 含食塩泉

沼田方面から三国峠を越え、国道をスキー場側へ左折。しばらく走るとゲートと駐車場が見えてきます。

ここから今日の宿「山口館」へ2時間歩きます!まさに秘湯の宿!山口館を拠点とし、苗場山を目指します。

ただ、この2日間の天気はあまり良くない予報。明日の天気次第では、苗場山登山を中止せざるをえません。

雷雨の苗場山

赤湯温泉へ続く登山道

登山口から歩き出して1時間後、雨粒が落ちてきました。カッパに着替えたが、雨脚はどんどん強まるばかり。

挙げ句の果てには雷鳴まで響き渡り出しました!急いで宿へ向かいます!

お目当ての川沿いの温泉も見えてきた!でも今はとにかく走れ~!走るんだ~!

山口館

赤湯温泉「山口館」

山口館は川沿いに建つ、雰囲気のある木造の宿です。田舎の爺ちゃんの家へ遊びに来たような感覚になります.

匂いが懐かしい感じ。工具の油の臭いとか、なんか懐かしい。

山口館のいろり

広い居間には囲炉裏があり、 それを囲むようにカッパやタオルなどが干されています。

とりあえず部屋へ行き、着替えを済ませます。部屋の灯りはランプのみ!当然テレビなどはありません。

山口館客室

窓からは川が見えます。全室リバービュー!

赤湯温泉

赤湯温泉入浴心得

早速川沿いの温泉へ。あいにく雨は降り続いていますが、玄関に雨笠があったので、それを被り温泉へ向かいます。なんだか雰囲気あっていいぞ!

山口館から2、3分歩いた河原に赤湯温泉の露天風呂はあります。

赤湯温泉

悪天候も影響し、今日の宿泊客は僕たちの他に1組だけ。そんなわけで、この野趣溢れる川沿いの露天風呂も貸切状態。雷雨の中を逃げ走ったご褒美だ!

いい感じのにごり湯で、湯船も何個かあり、ぬる目のもあれば熱めもあり。

赤湯温泉

まだ雨は降り続いているので、雨笠を被りながら湯に浸かります。

天気が良いにこしたことはないけれど、こんな天候の中の露天もなかなか印象に残ってアリですね。赤湯温泉を十分満喫できました!

苗場山断念

山口館の夕食

宿に戻り夕食です。宿の主人と息子さん、宿泊客のお2人の計6人で酒を交わし語らう。
こんな天候の日に集まっているからこそ、6人にしか理解できない妙な絆が生まれているように感じる。

宿の御主人も終始上機嫌。私たちも上機嫌。居心地は最高!明日の天気もあまり期待出来ないという情報から、苗場山登山は断念することに決定!

その代わり明日の事を気にせず、おもいっきりみんなで美味しいお酒を交わし合い、楽しい夜を過ごしました~

そして二日酔い

・・・飲み過ぎました。

二日酔いで朝飯が食べれないことほど悔しい事ってないね。
宿の朝飯って、個人的に夕食よりテンション上がるほど重要なイベントなのに。

結局なんとか味噌汁だけ飲み、少し休んで下山。しかもここから2時間歩くだなんて・・・


行きは雷雨で帰りは二日酔いと、なかなかハードだった赤湯温泉1泊の旅。苗場山という名山の中継地点だし、赤湯温泉はまたそのうち来る事になるんだろうな。

建物も温泉も人も、全てが温かな赤湯温泉。山奥でのお酒だけはくれぐれも計画的に!

苗場山

苗場山コースタイム

2015/7/26
標高2145m(新潟・長野)日帰り

  5:55 三合目駐車場 ~(55分)~
  6:50 五合目 ~(65分)~
  7:55 八合目 ~(65分)~
  9:00 苗場山

10:00 苗場山 ~(60分)~
11:00 七合目 ~(60分)~
12:00 四合目 ~(25分)~
12:25 三合目駐車場

【total 6時間30分】

小赤沢から苗場山の山頂へ

前回は雨で断念した苗場山へ!今回は長野側の小赤沢コースから。

三合目駐車場で車中泊。天気は晴れ。風も穏やかで  、絶好の登山日和です。

樹林帯を進み続け、高い樹木も無くなり、いよいよ視界が開けてきます。八合目を越え、山頂湿原へ・・・

山頂湿原

苗場山の八合目付近

おお!素晴らしい!

苗場山の山頂湿原

これが苗場山の山頂湿原!湖沼があちらこちらに点在しています。

木道とワタスゲと湖沼

木道沿いにワタスゲが咲いています。周囲10kmに及ぶ湿原地帯には、まだ雪が残る箇所もありました。

苗場山の雪

苗場山の山頂湿原は、ほぼ木道歩きなので安心です。

苗場山頂

苗場山の山頂に到着!頂上の標柱がありますが、山頂湿原は広く、登りも特にないので、
いまいち頂上へ着いたという感覚は薄いです。

苗場山の山頂

とにかく広大な苗場山の山頂湿原。まさに天空の楽園って感じで、撮る写真すべてが画になります!

苗場山の湖沼群

荒々しい山もいいですが、こういう山も大好きです。花好きのバッシーも写真を撮りまくっていますね。

天気も最高で、苗場山は本当に現実を忘れてしまうぐらい素敵な山でした。まだまだ自分の知らない素敵な場所はたくさんあるんだなと改めて思いました。

さあ、下山して温泉だ!

楽養館(小赤沢温泉)

小赤沢温泉の基本情報

住所 長野県下水内郡栄村境小赤沢
電話 025-767-2297
営業 9:30~19:00(11月下旬~4月中旬は冬季休業)
休館 水曜(7・8・10月は無休)
料金 500円
風呂 男女別
駐車 あり
石鹸 なし
泉質 ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉

見事な茶褐色

小赤沢温泉の成分表

受付の御主人に、「ちょっと驚くかもしれないよ」と言われたので期待大!

楽陽館の内湯

御主人!いい!こういうの大好き!

湯口からは「バフォ!バフォ!」と勢いよく源泉がパイプから出てきます。なかなか豪快です!湯加減も熱すぎず、いい感じ。

食事処

食事処もあります。のどかな風景を見ながらの蕎麦ランチ。美味しい!

楽陽館の蕎麦

レジ前に「乾燥しらたき」が売っていたので購入。歯ごたえあって、これもまた美味でした。

今回の遠征は欠点が全く見当たらない最高の旅になりました!このような感動を味わいたいから、これからもいろいろな場所を歩き続けていくんだろうな。

切明温泉露天風呂(切明温泉)

切明温泉の基本情報

住所 長野県下水内郡栄村切明
電話 025-767-2252(雄川閣)
営業 24時間
休館 無休
料金 無料
風呂 天然露天
駐車 雄川閣の駐車場?
石鹸 なし
泉質 カルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉

天然手掘り温泉

「川を掘ったら温泉」という、魅力的なシチュエーションの温泉です。

切明温泉の看板

橋を渡り、河原に到着。入浴客は一組のみでしたが、入れ替わりのような感じで、貸切状態になりました。

切明温泉

脱衣所などはないので、バスタオルを持参するなどの用意はしてくださいね。

掘るまでもなく、すでに川が温泉です!利用者の方が作った湯船があちこちにあるんで、スコップもいらないほど。

温めもあれば熱めもあり。自分好みの場所を見つけて楽しめますよ!

切明温泉と雄川閣

すべてが天然の切明温泉。最高の時間をありがとう!

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