南アルプスの奥深くを縦断する「塩見岳〜北岳縦走ルート」は、長い行程と引き換えに圧倒的な静けさと稜線のスケール感を味わえるロングルートです。
鳥倉から入り、塩見岳・間ノ岳を経て日本第二位の高峰・北岳へ。さらに広河原へ抜けるこの縦走は、南アルプスの核心部を歩く代表的なテント泊ルートとして知られています。
本記事では、4日間の行程・コースタイム・山小屋情報・アクセスまで、実践的にまとめています。
※関連ルートはこちら
南アルプステント泊ルートまとめ
塩見岳〜北岳縦走ガイド|アクセス・コース・山小屋情報まとめ
南アルプスの縦走ルートの中でも特に長距離・高難度の部類に入り、体力と計画性が求められる本格的なロングトレイル。
鳥倉ゲートへのアクセス
■ 車でのアクセス
- 最寄りIC:松川IC
- 所要時間:松川ICから約1時間30分
- 駐車場:鳥倉ゲート駐車場(約100台/無料)
※林道区間が長く、早朝到着推奨です
■ 電車・バスでのアクセス
- 最寄り駅:伊那大島駅
- アクセス:伊那大島駅 → (タクシー約60分) → 鳥倉ゲート
- バス本数:路線バスなし(タクシー利用が基本)
※公共交通はタクシー前提のため事前予約推奨
■ アクセスのポイント
- 車利用が基本ルート
- 林道ゲート開放時間に注意
- 下山口(広河原)との回送計画が重要
塩見岳〜北岳縦走のコースタイム(山と高原地図ベース)
塩見岳〜北岳縦走 4日間
1日目 3時間35分
鳥倉ゲート(0:30)⇒鳥倉登山口(1:10)⇒豊口山間のコル(1:55)⇒三伏峠小屋
2日目 8時間30分
三伏峠小屋(1:20)⇒本谷山(1:20)⇒権右衛門沢源頭(2:00)⇒塩見小屋(1:20)⇒塩見岳西峰(1:50)⇒北荒川岳キャンプ場跡(1:30)⇒竜尾見晴(1:40)⇒熊の平小屋
3日目 5時間40分
熊の平小屋(2:00)⇒三峰岳(1:00)⇒間ノ岳(1:20)⇒北岳山荘(1:20)⇒北岳肩の小屋
4日目 3時間40分
北岳肩の小屋(1:50)⇒白根御池小屋(1:50)⇒広河原山荘
※長時間行動のため天候と体力管理が重要
1日目 3時間35分
鳥倉ゲート(0:30)⇒鳥倉登山口(1:10)⇒豊口山間のコル(1:55)⇒三伏峠小屋
2日目 8時間30分
三伏峠小屋(1:20)⇒本谷山(1:20)⇒権右衛門沢源頭(2:00)⇒塩見小屋(1:20)⇒塩見岳西峰(1:50)⇒北荒川岳キャンプ場跡(1:30)⇒竜尾見晴(1:40)⇒熊の平小屋
3日目 5時間40分
熊の平小屋(2:00)⇒三峰岳(1:00)⇒間ノ岳(1:20)⇒北岳山荘(1:20)⇒北岳肩の小屋
4日目 3時間40分
北岳肩の小屋(1:50)⇒白根御池小屋(1:50)⇒広河原山荘
※長時間行動のため天候と体力管理が重要
塩見岳〜北岳縦走のテント泊・山小屋情報
三伏峠小屋
- 標高:約2,600m
- 収容数:約150人(テント場あり)
- 営業期間:7月上旬〜9月下旬
- 予約:必要
- 料金:1泊2食 約12,000円 / テント泊 約2,000円
※料金はシーズンにより変動します - 水場:あり
- トイレ:あり
※南アルプス北部縦走の重要拠点
熊の平小屋
- 標高:約2,400m
- 収容数:約80人(テント場あり)
- 営業期間:7月上旬〜9月中旬
- 予約:必要
- 料金:1泊2食 約12,000円 / テント泊 約2,000円前後
※料金は変動あり - 水場:あり
- トイレ:あり
※南アルプス核心部の静かな宿泊拠点
北岳肩の小屋
- 標高:約3,000m
- 収容数:約100人(テント場あり)
- 営業期間:6月下旬〜9月下旬
- 予約:必要
- 料金:1泊2食 約13,000円 / テント泊 約2,000円
※料金は変動あり - 水場:あり
- トイレ:あり
※北岳登頂前後の重要拠点
塩見岳〜北岳縦走登山の注意点
- 行程が長く体力消耗が非常に大きい
- 水場・補給ポイントが限られる
- 天候悪化時の撤退判断が重要
まとめ
塩見岳から北岳へ抜ける南アルプス縦走は、日本でも屈指の長距離ルートであり、静けさとスケール感を同時に味わえる特別な山旅です。
三伏峠から塩見岳、熊の平を経て北岳へと続く稜線は、長い行程の中に南アルプスの本質が凝縮されています。
体力・計画・天候判断が求められるルートですが、その分だけ達成感は圧倒的です。
※他の縦走ルートはこちら
日本ロング縦走ルートまとめ
