北アルプスの奥深くに位置する鷲羽岳・水晶岳は、「裏銀座」と呼ばれる縦走ルートの中でも特に人気の高いエリアです。
稜線から望む槍・穂高連峰や、静かな山域ならではの圧倒的な解放感は、テント泊でこそ最大限に味わえます。
本記事では、新穂高温泉から双六岳・三俣山荘を経由し、鷲羽岳・水晶岳を巡る2泊3日ルートを詳しく解説します。
コースタイム・山小屋情報・アクセスまで網羅しているので、裏銀座縦走を計画している方はぜひ参考にしてください。
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鷲羽岳・水晶岳登山ガイド|アクセス・コース・山小屋情報まとめ
北アルプスの奥地に位置する縦走ルートで、長い行程と引き換えに圧倒的な静けさと絶景が得られる中〜上級者向けのテント泊ルート。
新穂高温泉へのアクセス
■ 車でのアクセス
- 最寄りIC:高山IC
- 所要時間:高山ICから約1時間30分
- 駐車場:新穂高温泉駐車場(約300台/無料・有料あり)
※シーズン中は早朝で満車になることがあります
■ 電車・バスでのアクセス
- 最寄り駅:高山駅
- アクセス:高山駅 → (バス約90分) → 新穂高温泉登山口
- バス本数:1日5〜6本程度
※バスの運行は季節により変動するため事前確認が必要です
■ アクセスのポイント
- 車が最も現実的/公共交通はやや不便
- 始発・最終の時間に注意
- 下山後の移動手段も事前確認必須
鷲羽岳・水晶岳のコースタイム(山と高原地図ベース)
1日目 7時間50分
新穂高温泉駐車場(1:20)⇒笠新道分岐(1:40)⇒小池新道水場(2:40)⇒鏡平山荘(1:00)⇒弓折岳(1:10)⇒双六小屋
2日目 9時間25分
双六小屋(1:10)⇒双六岳(1:10)⇒三俣蓮華岳(0:30)⇒三俣山荘(1:30)⇒鷲羽岳(2:30)⇒水晶岳(1:10)⇒岩苔乗越(1:25)⇒三俣山荘
3日目 7時間45分
三俣山荘(0:40)⇒巻道分岐(1:40)⇒双六小屋(1:10)⇒弓折岳(0:30)⇒鏡平山荘(0:50)⇒シシウドガ原(1:30)⇒左俣林道分岐(1:25)⇒新穂高温泉駐車場
※核心部は天候・体力差・渋滞により変動あり
鷲羽岳・水晶岳のテント泊・山小屋情報
双六小屋
- 標高:約2,590m
- 収容数:約200人(テント約100張)
- 営業期間:7月上旬〜10月上旬
- 予約:必要
- 料金:1泊2食 約13,000円 / テント泊 約2,000円
※料金はシーズンや年によって変動する場合があります。 - 水場:あり
- トイレ:あり(チップ制)
※北アルプス縦走の拠点となる重要な山小屋です。
三俣山荘
- 標高:約2,550m
- 収容数:約100人前後(テント場あり)
- 営業期間:7月上旬〜9月下旬
- 予約:必要
- 料金:1泊2食 約13,000円 / テント泊 約2,000円前後
※料金はシーズンや年によって変動する場合があります。 - 水場:あり
- トイレ:あり(協力金制)
※鷲羽岳・水晶岳へのアタック拠点となる重要な山小屋です。
鷲羽岳・水晶岳登山の注意点
- 行程が長く体力消耗が大きい
- 水場と補給計画が重要
- 天候次第で難易度が大きく変化
まとめ
鷲羽岳・水晶岳の2泊3日テント泊縦走は、北アルプスの中でも特に静かで深い山域を味わえる贅沢なルートです。
双六岳から三俣山荘を経て鷲羽・水晶へと続く稜線は、長い行程の先に圧倒的な達成感を与えてくれます。
距離・時間ともにハードなルートですが、その分「山に浸る感覚」を最も強く感じられる縦走です。
しっかりとした計画と装備で、安全に楽しむことが重要です。
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