倉戸山
倉戸山・鷹ノ巣山 日帰り8時間30分
奥多摩湖バス停(0:30)⇒倉戸口(1:30)⇒倉戸山(2:30)⇒石尾根分岐(0:45)⇒鷹ノ巣山(0:30)⇒水根山(1:00)⇒六ッ石山(0:35)⇒トオノクボ(1:10)⇒奥多摩湖
奥多摩湖バス停(0:30)⇒倉戸口(1:30)⇒倉戸山(2:30)⇒石尾根分岐(0:45)⇒鷹ノ巣山(0:30)⇒水根山(1:00)⇒六ッ石山(0:35)⇒トオノクボ(1:10)⇒奥多摩湖
悪天候や前日負傷などで行きそびれていた倉戸山に行ってきた。まだ登山もほとんどしていない昔に、祐太が友達と軽装で地図も持たずに登った山でもある。
倉戸山のコースはなだらかだけど、結構距離があるコース。この日は太陽が照り暖かく気持ちいい。逆に夏は辛いだろうな。温泉神社には癒される地蔵菩薩さんの石仏が。
倉戸山周辺は熊の生息地だそうで、登山家の山野井さんが熊に襲われたのもここ倉戸山だ。朝の7時にトレーニング中、子連れの熊と鉢合わせになり、顔を噛まれ鼻が皮一枚で繋がった状態で自力で逃げたという。熊もパニックになり必死に子供を守ろうとしたんだろう。山野井さんは熊鈴などの熊対策はしていたのだろうか?人間側も野生動物に対する配慮は必要だ。この事件を思い出すと、山で油断は禁物だと感じるし、慣れが最も危険な事だと痛感する。
倉戸山はベンチなどはないが、広々として開放感があり冬場の落葉期は気持ちよく休憩が出来る。榧ノ木尾根を榧ノ木山から水根山へ向かう。榧ノ木尾根は登山道もしっかりしていて登りやすかった。いいルートだ。
石尾根
石尾根はいつ来ても気持ちいい稜線で、今日も天気が良く富士山や南アルプスが一望できた。甲斐駒ヶ岳から荒川三山、赤石岳までの眺望は見事。南アルプスで残すは塩見岳のみ。今年タイミングが合えばぜひ登りたい。
携帯を無くし探している登山者に会う。やはり携帯ストラップに紐を繋げるのは重要だ。写真撮影時の落下防止にもなるし、早めに対策しておきたい。
鷹ノ巣山
鷹ノ巣山の山頂も眺めが良く気持ちいい。鷹ノ巣も稲村岩尾根から登った以来だな。そんな稲村岩尾根は通行止めになっていた。
六ッ石山
鷹ノ巣山から六ツ石山へ。鷹ノ巣山と同様に、六ッ石山にも立派な標石が建っていた。山の日の制定を記念して2016年に設置されたようだ。
六ッ石山からトオノクボを通り水根に下りるルートは、奥多摩三大急登のひとつに数えられる登山道。下りながら「登りたくないな」と思わせる。ちなみに他の奥多摩三大急登は鷹ノ巣の稲村岩尾根と本仁田の大休場(おおやすんば)尾根。
産土神社
江戸時代から地元住民に「うぶすなさま」と親しまれている産土神社を通過。あまり手入れは出来ていないようだ。結構登った場所にあるし、住民の高齢化もあり社殿の管理も難しいんだろう。