大原三千院
三千院~天台宗~
京都市左京区大原来迎院町540
075-744-2531
拝観時間 9:00~16:30
拝観料 700円
駐車場 周辺にあり(有料)
往生極楽院は天井画船底型という構造で、大きい仏像を納める工夫がされている。ここに安置されているのが国宝の阿弥陀三尊像で、中尊の阿弥陀如来は来迎院を結んでいる。左の勢至菩薩は合掌、右の観世音菩薩は往生者を蓮台に乗せる姿で大和坐りの姿。大和坐りとは、少し前に屈んでひざまずく姿勢で、正座に近い。
天井には天女や菩薩などの絵が描かれているそうだが、目が悪いからか確認は難しかった。詳細は円融蔵という宝物殿に復元模写があるので確認すると良い。三千院の阿弥陀三尊像はまさに国宝と呼ぶにふさわしい、慈悲に満ちあふれた素晴らしい三体だった。
わらべ地蔵の場所が良くわからず、休憩所のスタッフさんに聞いたら通り過ぎていた。写真を撮るが全然うまく取れないので、諦めて三千院を後にした。
志野松風で京野菜ランチ
松門八菜ランチ2310円を注文。何気に入った店だったが、京都に求めていたものが凝縮されていた最高の店だった。
お茶が独特の風味で、「ほうじ番茶」という種類だそう。近くにある系列店「味工房志野」というポン酢とドレッシングの専門店に販売しているという情報を聞く。
志野松門のHP⇒https://sino-shoumon.com/
京都~大原三千院♪は永六輔作詞
駐車場から三千院への小径を歩く途中に永六輔の名前が記された碑があった。永六輔といえば「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「こんにちは赤ちゃん」「いい湯だな」「遠くへ行きたい」などのヒット曲を手掛け、「大往生」のベストセラー書、独特な口調で「席喉声に、浅田飴」と語るCMなどを思い出す。
TBSラジオの自分の番組に、ほとんど聞き取れない喋り方で「リハビリ」として毎週出演してた事は強烈なインパクトだった。闘病中で弱った自分をネットで晒し、強烈な生き様を見せつけたアントニオ猪木と同じぐらいの衝撃だ。そんな永六輔さんがあの有名な曲「女ひとり」の作詞も手掛けていたことを初めて知って驚く。本当に多彩な人だ。