尾続山からコヤシロ山を目指す
甲州街道から上野原あきる野線に入り北上します。鶴川を渡りしばらく進むと、右側に尾続フラワーガーデン駐車場があり、ここに車を停めて要害山登山の開始です。尾続のバス停もありました。
尾続山(538m)
尾続山までの登山道は、ちょうどいい勾配の尾根道でした。木々の間から、富士山や最終目的地の要害山の姿が見えてテンションが上がります。
尾続山に到着。木が伐採されているので、尾続山の山頂からは富士山の眺めがいい感じです!
山頂は適度な広さで、ベンチなどはないが絶好の休憩ポイント。十分な休憩をとり、次のピークである実成山へ向かいます。
実成山(609m)
実成山に到着。木々の間から見える富士山。尾続山よりは展望はありません。富士山の手前が、これから向かう「風の神様」のピークかな?
藤原実成に関係あるのかと思いましたが特に関係ないみたいです。実がならないのか、それとも成るのか。
「みなしやま」と記載された看板がありましたが、手書きで「みなりやま」と書いてあったり、読み方はどちらでもいいみたいですね。
コヤシロ山(600m)
実成山からコヤシロ山へ向かいます。気持ちいい尾根の続くこのコースは花の時期はもちろん、オールシーズンで快適な登山が楽しめる気がします。
コヤシロ山に到着。はい、予想通りの大絶景です!大月市の富岳秀麗十二景に勝るとも劣らない山ですよ。コヤシロ山はおすすめです!
富士山と談合坂サービスエリアの2ショットです。SAマニアにはたまらない光景です。
コヤシロ山の山頂は、以前は木立に覆われて展望も広場も全く無かったのですが、八重山トレイルコースの通過点になったことで、大々的に木々を伐採して整備したそうです。
雄大な富士山の眺めを堪能しながらランチです。バケットにバターと生ハムを挟んだだけのシンプルなサンドイッチ。南仏バケットにはバターを塗らず、ただ生ハムだけを挟んでいます。オリーブのコクと生ハムの塩気が絶妙に合いました。贅沢なランチです!
風の神様から要害山へ向かう
風の神様(540m)
コヤシロ山から急坂を下っていきます。
風の神様までの尾根道に小さいお社がありました。だからコヤシロ山っていうのかな。
風の神様に到着。ここも展望が良く眺めは最高!ただスペースはそこまで広くないので、ゆっくり休憩するなら風の神様ではなくコヤシロ山のほうがオススメだと思います。
風の神様の山頂には、いまにも花が開きそうな蕾をつけた樹が。何の木なんだろう。樹木も勉強したら楽しそうですね~
要害山(536m)
風の神様から要害山までの稜線は、桜の花びらが風に乗って舞っていたりで快適に歩けました。
四辻に着くと、そこには桜の木が一本だけありました。ここが四辻だという目印として植えられたものなんでしょうか。
四辻には石柱があり、「秋葉大権現」と記されています。この先が要害山の山頂です。
要害山の山頂に到着!要害山には大倉砦と呼ばれる、甲斐・相模・武蔵の国境警備の砦跡があります。戦国時代末期に築かれたそうですよ。
要害山の山頂からの眺めは抜群で、石老山から丹沢山系、富士山や三つ峠山、扇山などの山容を楽しめます!いいです!
火の神様である秋葉大権現も祀られています。
この日は例祭日らしく、地元の方が草刈りなどをしながら要害山に集まってきました。皆さん、本当にご苦労様です。
桜を楽しみながら要害山を後にする
要害山の山頂付近には、まだ若い桜の木がほぼ満開に咲いていました。
少し下りた作業小屋の桜も綺麗だったな。少し強めの風が吹き、桜吹雪が見事でした~
途中、山神社で休憩していたお爺さんに羊羹をもらって癒されました。ありがとう!
振り返れば要害山が!要害山は遠くからでもわかりやすいビジュアルですね。
上野原あきる野線に出て、車道を10分ほど歩いて尾続フラワーガーデンの駐車場に到着。低山で馬蹄形な要害山のルートを満喫できました。
また来たい楽しい山が一つ増えました~(^^♪