【奈良】安倍文珠院の善財童子は最高の癒し【快慶】

2022/12/31

奈良

夕暮れの安倍文珠院

安倍文殊院

安倍文殊院
奈良県桜井市阿部645
0744-43-0002
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 700円(本堂・金閣浮御堂セットは1200円)
駐車場 あり(有料)

快慶の文殊菩薩像

安倍文珠院の本堂

華厳宗別格本山で山号は「安倍山」。645年に創建の古刹。日本最大の文殊菩薩は獅子合わせた総高が7mある。獅子の紐を引くのが優填王(うてんおう)、着物の左側が肩からずり落ちてる方が須菩提(すぼだい)、維摩居士(ゆいまこじ)、そして善財童子の5像を「渡海文殊」と呼び、中国の文殊の聖地である五台山へ海を渡って向かう様子を表現している。

5像すべて2013年に国宝指定された。作者は快慶で、仏像内部に1203年の墨書が発見されている。とにかく善財童子が可愛すぎる。

安倍文珠院の亀パン

祐太の1番のお目当てが安倍文珠院の亀パン。いつから名物になっているのかはわからないが、健康長寿の象徴である亀のデザインのパンだ。

亀パンは受付にあるという事だが、どこを探しても見つからずに聞いてみると、冷凍保存されているらしく、奥の方から亀パンを出してきてもらった。

安倍文珠院の亀パン

パン生地と餡には南瓜が使用されている。ネーミングの亀パンは、噛めパンという洒落も加わっているそうで、噛むことで脳を活性化させる作用も兼ねているんだそう。

亀パンのレンジコーナー

亀パンは焼き立てを急速冷凍していて、レンジでチンして食べてくれとの説明をもらう。電子レンジコーナーも用意されていて、購入してすぐにチンして亀パンを味わうことが出来まる。なかなか斬新なシステムだ。

金閣浮御堂の七まいり

我々は一生のうちに7つの思いがけない災難があると言われている。そうした災難に遭わないために、願をかけ七難を取り除き福を得る参拝の方法が「金閣浮御堂の七まいり」だ。

「金閣浮御堂の七まいり」のおさめ札

金閣浮御堂での七まいりを初体験。まずは受付で7枚つづりのおさめ札を受け取る。橋を渡り、金閣浮御堂の正面で一礼。そして時計回りに御堂の回廊を周っていく。正面に戻ったら、災難を払うようと願い、おさめ札の右側から1枚切り離して箱へ納める。

意外と「○○しないように」という願いが出てこなくて焦ったが、同じ願い事でもいいそうだ。

金閣浮御堂

これを七回繰り返して、すべてのおさめ札を納めたら、金閣浮御堂の左側の入口から堂内に入って参拝していく。堂内には開運弁財天、阿倍仲麻呂、安倍晴明の御本像などをはじめ、陰陽道に関する宝物が祀られていた。

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