運動不足でメタボまっしぐら。このままではマズイと解っているつもりなんだけど全く行動に起こさない・・・そんな時、祐太に勧められた山登り。
高水三山
高水三山コースタイム
2008/8/14
標高793m(東京都)日帰り
10:15軍畑駅~12:25高水山~12:50岩茸石山~14:35沢井駅
【total 4時間25分】
登山デビュー
祐太の両親は若い頃から東北地方を中心に様々な山に登っており、60を過ぎた今も現役で山に登り続けています。
子供の頃、そんな両親に連れられて山に行くが、駐車場まで来たところで「登りたくない!」と駄々をこね、両親をたいそう困らせてきた祐太が大人になり、今度は私を山に連れて行こうとしているではありませんか。あえて駄々こねて困らせてやろうかとも考えましたがそれはやめました。
筑波山以来の登山
「山に行くなら、富士山みたいな有名な山に登ってみたい!」とバッシーに提案しましたが即却下。山の経験値があまりにもない2人なんで、そりゃ当然でした。
初級の山から始めていこうと、まずは東京の奥多摩にある高水三山という山へ向かうことに!山の装備もある程度揃えました。登山靴やレインウェアが結構な金額になりましたが、道具は重要だということでおもいきりました。
真夏の奥多摩登山でスタート時間が遅すぎる
いよいよ筑波山以来の登山です。軍畑駅で下り、登山口まで歩きます。時刻は10時20分。コースタイムは把握し、明るいうちに駅に戻れるというプランもしっかり練ってきたつもりでしたが、10時過ぎから真夏の低山を登る怖さに、まだ僕たちは全く気づいていませんでした・・・
とにかく暑い!軍畑駅から高水の登山口までは、長いアスファルトの道が続きます。太陽の照り返しが強く、体力の消耗が激しすぎました。アスファルトからようやく山道に入り、日陰になったとはいえ蒸し暑さは凄まじいものでした。しかし、ここまで来たらもう後には引けない。とにかく早く頂上へ辿り着き、さっさと降りるしかなさそうです。
暑さに苦戦しながらも、ほぼコースタイム通り約2時間で高水山。30分後の13時前には岩茸石山の頂上へ!視界も開けて気持ち良かったです。いや、風景を楽しんでるそんな余裕はなかったのかもしれません。
山の天気を甘くみて凄まじい雷雨に遭う
この辺からだんだん雲行きが怪しくなってきました。なんなんでしょう。もう、早く帰りたいです。このヤル気の無さが天候を悪くさせているのか。そんなことを考えながら歩いてたら・・・きました。雷雨です。しかも頂上付近には鉄塔もあり、山を降りるにはこの鉄塔の脇を通らなければならないという、恐ろしい罰ゲームのような状態になってしまいました。物凄い雷鳴!しかし逃げ場はない!
落雷におびえながらなんとか鉄塔を通過し、一気に下山します。雨も激しく、下りの登山道はまるで川のような状態。途中で僕たちと同じような、山慣れしていなさそうな女の子3人組に出会いましたが、そんな彼女たちの足元は登山靴ではなくスニーカーでした。 まあ、みんなズブ濡れで駅を目指します。でも雷が激しすぎる!
急きょ雨宿りした場所からすぐ近くの林の奥に、鉄塔か何かあるのかわかりませんが、雷がバンバン落ちるんです!怖すぎてしばらくここから動けませんでした。 2度と山になんか行かない。そう心に誓いながら、雨が弱まるのを待ちました・・・
初登山を終え
小学校以来の山での出来事でした。やはり登山は涼しいうちから登りだし、暑くなる前に下山。そして温泉で汗を流し、ビールで乾杯。やっぱこれでしょう!
山の天気、特に夏場は非常に変わりやすいんで、天気予報のチェックはもちろん、天候の変わりやすい昼頃には下山出来るような余裕のあるプランで山を楽しんでくださいね~(^^♪