高水三山は危険?初心者が登山デビューで失敗した体験と安全に登るための全知識

2008/08/04

奥多摩 初心者向け 登山 日帰り

奥多摩の人気ルート「高水三山」は初心者向けと言われていますが、 条件を間違えると普通に危険です。

実際に登山デビューで歩いた際、 ・スタート時間の遅れ ・真夏の暑さ ・急な雷雨 が重なり、かなり怖い思いをしました。

この記事では、実体験ベースで「何がダメだったのか」と「どうすれば防げるか」をまとめます。

■ 今回の登山ルート(高水三山)

・軍畑駅 → 高水山 → 岩茸石山 → 沢井駅
・所要時間:約4時間半

奥多摩エリアの定番ルートで、初心者にも人気があります。

■ 失敗① スタート時間が遅すぎた

高水三山へ向かう女

結論:夏の登山は早朝スタートが必須です。

今回の登山では、出発が10時過ぎになってしまいました。

その結果、登山口までのアスファルト区間の時点で強い日差しを受け、 登り始める前から体力を削られる状態になっていました。

真夏の低山は想像以上に気温が高く、 スタートが遅れるほど不利になります。

対策:できれば7〜8時には登山開始するスケジュールを組む

■ 失敗② 真夏の低山を甘く見ていた

結論:夏の登山は「標高」ではなく「気温と湿度」で難易度が決まります。

今回の登山では、日陰に入っても蒸し暑さが抜けず、 体力の消耗が異常に早い状態でした。

いわゆる低山で「楽なはず」という認識でしたが、 実際には風も弱く、熱がこもるような感覚で、 想像以上に負担が大きかったです。

「標高が低い=楽」という考えは通用せず、 むしろ夏は低山の方が過酷になることもあると感じました。

対策:標高だけで判断せず、気温・湿度・風の有無を事前に確認する

少しでも暑さに不安を感じる場合は、無理をせずルート変更や中止も選択肢に入れるべきです。

■ 失敗③ 天気を軽視していた

岩茸石山の山頂

結論:夏の登山は「午後=雷雨」を前提に計画する必要があります。

今回の登山では、中盤から急に雲行きが悪くなり、 最終的には激しい雷雨に見舞われました。

特に怖かったのは、山頂付近で逃げ場が少なく、 さらに近くに鉄塔がある状況だったことです。

雷の音が近づいてくる中で、 「このままで大丈夫なのか」と不安になる場面が何度もありました。

山の天気は変わりやすいとはいえ、 事前に予測できたリスクだったと感じています。

対策:夏は午後に天候が崩れる前提で行動し、昼までに下山できる計画を立てる

少しでも空の様子が怪しいと感じた時点で、 無理に進まず引き返す判断が重要です。

■ 失敗④ 雨天時の下山リスクを知らなかった

結論:雨が降った後の下山は、想像以上に危険になります。

今回の登山では、雷雨の影響で登山道の状態が一変し、 ほぼ川のような状態に変わっていました。

土や落ち葉は水を含んで滑りやすくなり、 一歩踏み出すたびに足を取られるような感覚でした。

特に下りはブレーキが効きにくく、 転倒や滑落のリスクが一気に高まる状況でした。

晴れているときとは別のルートのように感じるほどで、 想像していた以上に神経を使う下山になりました。

対策:滑りにくい登山靴を選び、無理に進まず状況に応じて引き返す判断をする

「行けそう」と感じても、足場が悪い状態では小さなミスが事故につながります。 安全を優先して、立ち止まる・戻るという判断も必要です。

■ 実際に感じた「初心者が危ないポイント」

結論:初心者の登山は「小さな油断の積み重ね」で一気に危険になります。

  • スタートが遅い
    行動時間が長くなり、暑さや天候悪化の影響を受けやすくなります。
  • 夏の暑さを軽視
    低山でも高温多湿になり、体力の消耗が想像以上に早くなります。
  • 天気の変化を想定していない
    特に夏は午後に雷雨が発生しやすく、急激に状況が悪化します。
  • 装備が最低限
    水分不足や滑りにくい靴がないと、トラブル時のリスクが大きくなります。

どれも一つだけなら大きな問題にならないことが多いですが、 2つ、3つと重なることで一気に危険度が上がります。

実際に今回の登山でも、 「スタートの遅れ」「暑さ」「天候悪化」が重なり、 想像以上に厳しい状況になりました。

一つひとつは小さな判断でも、積み重なると大きなリスクになるという意識が重要です。

■ 高水三山は危険?結論

高水三山は、道も整備されていて登りやすく、 一般的には初心者向けのルートとされています。

ただし、 条件を間違えると難易度は一気に上がり、決して油断できる山ではありません。

特に注意したいのが、夏の登山です。

・気温と湿度が高く、体力の消耗が激しい
・午後になると天候が急変し、雷雨のリスクが高まる

この2つが重なると、 「軽いハイキングのつもり」が「怖い登山」に変わることもあります。

逆に言えば、 早朝スタートや天候の見極めなど、基本を押さえていれば 安心して楽しめるルートでもあります。

「初心者向け」という言葉をそのまま受け取るのではなく、 条件によって難易度が変わる山だと理解しておくことが重要です。

■ 安全に楽しむためのポイント

  • 早朝スタート(できれば7〜8時)
    朝は気温が低く、体力の消耗を抑えられます。
    「ちょっと早いかな?」くらいがちょうどいい時間です。
  • 昼前後には下山できる計画
    夏の山は午後になると一気に条件が悪くなります。
    お昼には下山を始めているくらいの余裕を持ちましょう。
  • 天気予報+雷予報を確認
    晴れ予報でも、夏は急に雷雨になることがあります。
    「午後は崩れるかも」を前提に動くのが安全です。
  • 無理なら引き返す判断
    少しでも「おかしいな」と感じたら、戻るのが正解です。
    山は逃げませんが、無理は確実にリスクになります。

どれも難しいことではありませんが、 意識するかどうかで安全性は大きく変わります。

■ まとめ

高水三山はアクセスも良く、 一見すると手軽に登れる山です。

しかし実際は、 油断した瞬間にリスクが跳ね上がる山でもあります。

スタート時間の遅れ、真夏の暑さ、急な雷雨—— こうした条件が重なると、 「初心者向け」どころか、普通に危険な状況になります。

今回の体験のように、 ほんの少しの判断ミスが、 怖い思いにつながることも珍しくありません。

だからこそ、 ・早めの行動 ・天候の確認 ・無理をしない判断 この3つは必ず意識してください。

高水三山は、正しく準備すれば安心して楽しめる山です。 「大丈夫だろう」ではなく、「安全に登る前提」で計画を立てることが重要です。

これから登山を楽しむ方は、ぜひ無理のないプランで安全に楽しんでくださいね(^^♪

カッシー

登山・温泉・寺巡りが好きな自由人


実際に歩いて体験した登山ルートや、
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