【白根三山縦走】広河原山荘から北岳を目指す【北岳山荘】

2024/07/27

長野 登山

北岳の山頂

新しくなったという広河原山荘に前泊してみた。やはり前泊は楽ですよね。

広河原山荘

素泊まりで予約したので途中の「道の駅とよとみ」で晩御飯用の弁当などを購入し、奈良田駐車場15時30分発のバスで広河原へ向かう。

広河原山荘の外観

広河原山荘は新しくリニューアルされ綺麗で快適。寝室は相部屋だけど、山小屋特有のギュウギュウ感がなく、布団も綺麗で清潔な空間が高評価。

広河原山荘の寝室

食堂のメニューは、飲み物は黒ラベルジョッキが900円、日本酒300㎖七賢純米生酒が950円、赤ワイン750㎖プチルミエールが2500円。食べ物はジビエフランク1300円、唐揚げ800円、もつ煮800円という感じで、まあまあする。

下山組にとってはオアシスだが、前泊組からすると高っと感じるこのギャップ。アルプスは金さえあれば気軽に手ぶらで楽しめる場所だ。まあ考えてみたら、素泊まりだろうが前泊で広河原山荘に泊まることがすでに贅沢だな。

広河原山荘のテラス

テラスで道の駅で購入した弁当や缶ビールを飲みながら、前回の北岳の事を思い出を語り合う。あれは2013年か、ヘロヘロになりながら左俣コースをなんとか登り切った苦い経験が蘇る。

白根三山縦走 ~北岳~

1日目 5時間40分
広河原山荘(2:30)⇒二股(2:00)⇒八本歯ノコル(1:10)⇒北岳山荘

広河原から見た北岳

大樺沢ルートが通行止めになっていたので、白根御池小屋を経由して二股に向かう。当初の予定より45分プラスで広河原山荘を出発だ。天気も最高の登山日和で、北岳も広河原から良く見える。

白根御池小屋

白根御池小屋

白根御池小屋に到着。開放的で気持ちの良い小屋で、テント場も過ごしやすそう。

白根御池のテント場

こういう場所に何日か滞在して白根を満喫するのもいいね。白根御池の湧き水は1年中枯れることがない有難い水源だ。水場の水も美味しかったよ。

いろんな花も咲いて目の保養になる。あいかわらず花の名前は全く覚えられないが、綺麗で癒されるのは確かなんで良しとしよう。

左俣コース

八本歯のコルへ向かう女

自家製パウンドケーキを食べた後、二股から八本歯のコルへ向かう。前回このルートを歩いたのは10年以上前になるので、経験値も積んだしそこまで大変じゃないだろうと思いながら登ったが、やはり疲れた。

左俣コースの木製の階段

木製の階段が何か所かあり、たぶんここが一番辛いと感じるポイントだ。何年たっても辛いものは辛い。

北岳バットレス

辛いんだが景色は最高で気持ちいい。北岳バットレスを眺めていると、何人かクライミングしてる人も確認できた。地蔵と観音もいい感じで見える。

左俣コースからの鳳凰三山

八本歯のコルから北岳山頂へ

間ノ岳の山容

とはいえ前回よりはコルまで楽に登れたかな。大迫力の間ノ岳を見ながら、道の駅とよとみで購入したおにぎりを食べる。みそごぼうのオニギリが美味しい。
 
北岳山頂の雰囲気

北岳山頂は韓国や台湾のツアー登山者で賑わい、日本の山じゃないような雰囲気になっていた。ガスで周囲が見えなくなっていたのも要因だろう。でもみんな楽しそうで何よりだ。

北岳から間ノ岳へ向かう男

今回の宿泊場所である北岳山荘に向かう。素晴らしい稜線。

北岳山荘

北岳山荘の雰囲気

北岳山荘は小屋泊やテント泊の人で賑わっている。先ほどの北岳山頂にいた海外の登山者も北岳山荘を利用するようだ。テント場は小屋の隣と、東面の一段低い所にもあり結構広め。
 
北岳山荘でくつろぐ女

少し雲が出てきてしまったが、快適な時間を過ごすことが出来た。

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